2021年02月
新中1 春の中学準備授業
ALL ENGLISH!?(来年度からの英語) 杉村
来年度から行われる教科書の大改訂において,最も大きく従来の学習内容と
変わるのが英語です。
そればかりではなく英語の授業は「英語」で行われる,とも,文部省の方からの
決定事項として周知されています。
いよいよAll Englishによる英語の授業が始まるのです。
本当にやるの?できるの?という疑いが私の中にもありました。しかし,先日,
来年度,中学校にあがる保護者向けに行われた,ある中学校の「説明会」では,
保護者に向けても,英語の授業は「英語」で行う,と明言しているということです。
英語で授業をやるメリットはもちろん大きなものもありますが,一方ではデメリ
ットもあります。英語の基礎力もあり,英語の勉強に抵抗がない生徒に関しては,
リスニング力,会話力など,コミュニケーション英語の側面で力が伸びるきっかけ
が増えるでしょう。
しかし一方で,英語の苦手な子,(嫌いな子)が,さらに苦手になる,という懸念
が強まります。
私は個人的に,文法事項の説明だけは日本語でしてほしいものだ,と願ってい
ます。日本語で説明してもわからない子が英語で説明されてわかるはずがありま
せん。
これをやってしまったら,英語の格差はどんどん広がっていくでしょう。積み重ね
の教科ですから,中1の段階で英語が苦手で手がつけられなくなった場合,その
差を縮めていくのは,かなり難しいと言わざるを得ません。
そういう生徒たちに向けて,学校でフォローしてくれることはまずありません。
せいぜい夏休みなどの長期休みに,2日,3日多少の補習をしてくれる程度だと思
います。
私たち「塾」ではこういう子たちに手を差し伸べる新たな役割が生じてくると思いま
す。扱う単語量も増える,本分も増える,高校の文法内容が下りてくる,リスニングや
スピーキングといったコミュニケーション英語に時間が割かれる,教科書が難化する
のに授業時間は変わらない→文法に関する理解や定着に支障が出てくる,という
のは必然ではないかと考えます。
文法的な理解に不安がおおきくなってくるので,受験に結びついてくる文法事項の
補習は塾で,・・・となっていくと思います。
受験の段階では,まだ従来の出題状況はほぼ変わらないと思います。基本的に単
語を覚える,文法事項をしっかリマスターするという英語の勉強方法に変わりはあり
ません。
塾に来ることで,本来の英語の文法主体の勉強を重点的に行い,演習で定着させ
ていく一方,コミュニケーション面での練習は学校で,という役割が分かれてくるので
はないかと,思います。私たち塾の役割は,さらに大きくなっていくと思います。
学年末テストを終えて 杉村
今年度の最後のテスト,学年末テストが返却されつつあります。
結果については生徒により様々なのですが,点数だけをみると総じて苦
戦している生徒が多いと思います。
ただし,点数だけでテストの出来不出来を判断するのは早計だと言わざ
るを得ません。生徒に問題用紙をもってきてもらい各中学のテストを確認
していますが,年度末最後のテストですので点数がとりやすい,というテス
トはほぼありません。学年末テストにおける苦戦は,例年同じ事なのです。
英語で言えば3学期の履修より以前のものが出題されていたり,実力問
題が出されたりで,この学年末テストは1年トータルのまとめテスト的な側
面をもってるため,そうなると必然,かなりの難易度になる場合が多いです。
学校の先生も,その子の実力がわかるように,難しい問題を織り込み,点
数化した時に分布が散らばるようにしています。誰もが取れるようなテスト
をやってしまったら,生徒たち個々ののレベルが正確に反映しないからです。
全体的に点数が下がっている場合,順位を見てみないと前回との比較
はできません。点数は下がっていれば,それだけで成績が落ちていると判
断することはできません,学年順位,教科ごとの平均点なども併せて考慮
に入れるべきだと思います。
それでもお子様の成績が危惧される,学習状況など改善が見られない等
お悩みの場合は,早急に桐光学院にご相談ください。今回の結果を踏まえ
て,次につなげるための方策が何よりも大切になります。
誰よりも悩んでいるのは生徒自身です。生徒自身の心と向き合い,気持ち
を変えていくことが何より必要ですし,進級を控えている今,前向きな気持ち
にさせる手立てが必要です。桐光では面談を設定して,最も良い方向に生
徒を向かわせることができるように「対話」をしていきます。
このところ徐々に暖かくなっています。春の訪れは,人の気持ちを開かせま
す。
新しい季節の始まりを感じて心が前向きになれば行動にも映りやすくなり
ます。行動が変わって初めて成果が見込める段階になります。叱責したり,
追いつめてしまっては子供の心はどんどん離れていきます。
基本的に向上心を持っていない子はいません。それに向けて道しるべを
示してあげる事こそが大切なことだと思います。
あと一週間の勉強方法
受験生応援ソング 杉村
こんにちは。
カレンダーを見ると,公立高校入試まであと10日を切ってしまいました。
私も何だか朝からドキドキしてきました。
先日,倍率も出て,今の受験生たちの心境やいかに?
今日のように桐光のない日,不安になってやしませんか?
気分を紛らすにはやはり「音楽」でしょう。
「受験応援ソング」,・・・で検索!ポチッ。
わ。たくさん出てきました。
音楽好きの私ではありますが,知らない歌がたくさんある・・・。
「だれ,この人?」アーティスト名を見ても分からない人がたく
さんいます。やはり年でしょうか?時代に追いついていません(汗)。
ランキング上位の方,「コブクロ」,「嵐」ぐらいしか知りません。(冷汗)
・・・気を取り直して,私は受験生ではありませんが,多少聴いてみま
した。
いい歌がありました。
まず,GreeeeNの「道」
「 でも見えるだろう心の奥に 君が描いた未来像 すぐそこに
Don’t worry! 大丈夫 君は行ける 生きる意味 きっと見つけ出せる・・・」
「楽しい日々だけが人生じゃない!唇かみしめる日々も必要じゃない?」
この歌詞,背中をグイグイ押されます。
そして,ランキングの13位くらいにありました。私一押しの応援ソングが・・・!!
ミスチルの「終わりなき旅」です。名曲中の名曲ですよね,富田先生(←ミスチル
ファン)
これは,私のかつて若かったころ(だいぶ前),つらい時期に何度も聞いて私
自身を鼓舞した曲でもあります。
「閉ざされたドアの向こうに
新しい何かが待っていて
きっと きっとって
僕を動かしてる
いいことばかりではないさ
でも次の扉をノックしたい
もっと大きなはずの
自分を探す 終わりなき旅・・・」
受験はもうすぐ終わろうとしていますが,それで終わりではありません。
この旅が終わっても,次の旅が始まっていきます。
さらなる困難が待ち受けている「人生」という,さらなる長い旅の連続を
乗り切るために必要なもののひとつを,君はこの1年でつかんだのです。
音楽で心が少しだけ強くなった気がしたら,さあ,もちっと勉強してください。
3月の入試志願倍率が発表されました。 杉村
18日(木)夜,令和3年度静岡県公立高校入試最終倍率が出
されました。
今年度の入試。戦いに舞台になる各校の情勢が決まりました。
目につくのは一部の上位校での倍率の低さ。
北高,市立高,西高は昨年よりも倍率は上がっています,厳し
い戦いを強いられます。しかし,浜松南校においては1.06倍と
いう低さです。もっとも南高の理数科は2倍という高さですが・・・。
磐田のトップ校,磐田南高も1.07倍と低い数字です。磐田南に
関しては今年度に限らず,一時期と比べて近年は低い年が続い
ていました。
昨年は高倍率だった浜商は落ち着きました。中堅の浜名高校
は少し高めですが,湖南高校は定員付近の人数に志願者が落ち
着いています。
もうひとつは驚くのは,定員割れを起こしている高校,学科の数
もいつもよりも多いと思われます。城北工業高校はすべての科で
定員割れの状況です。
今後の最終志願変更でほんのわずかの志願変更があるとしても
ほぼこの状況で今年度の入試に突入していきます。大勢は決した
というべきでしょう。
先の私立入試では,聖星高校など一部の私立高校の人気が高
まり,私立単願の人数が例年に比べて高い状況が見受けられまし
た。
この公立高校志願状況における一部の高校の競争率の低さ,そ
して定員割れが複数の学科・高校で起きているということを見るに
つけ,私立高校に相当数の受験生が流れていることを証明している
のではないか,とうかがい知ることもできます。
首都圏では,コロナ禍の中,休校などの際の緊急時における映像
・オンライン授業など,生徒への指導体制が公立の学校よりも私立
の方が充実していることで私立人気がより一層高まったという報道
もありました。
そういう意味では,今回の志願者はコロナ禍という時代を少しは反
映しているのではないかともいえるのではないでしょうか。
さて,桐光の受験生は,どんな状況でも戦える力を桐光で身につけ
ました。
他のライバルとの競争で打ち勝つ強いメンタルも鍛えられました。
いまさら何を恐れることがあるでしょう。己の夢をつかむため,堂々と
戦ってほしいと思います。
春期講習の受付開始
学年末テスト対策終了しました。
こんにちは。
本日の朝,東部中の学年末テスト当日,2月19日(金),
テスト対策の最終授業として「朝学習」を実施いたしました。
保護者様におかれましては,早朝の忙しい時間にもかか
わらず,送迎等,ご協力をいただきありがとうございました。
1月末から本日までの長い間,連日のテスト対策授業に
ご協力いただきましたことに重ねて感謝申し上げます。
今年度においては中1生・中2生の大きなテストはすべて
終了いたしました。いままでの生徒の頑張りが実を結ぶこと
を教師一同期待しています。
桐光学院では来週年度末の最終の締めくくりとして,第3
回桐光模試を実施いたします。
桐光模試:中1:2月22日(月)午後7:40~9:50
中2:2月23日(火)午後7:40~9:55
(ともに通常授業と同じ時間帯です。)
また3月8日(月)より桐光学院では新年度をスタートさせ,
学校よりも1ケ月早く,新学年での授業を展開していきます。
つきましては,3月1日(月)から5日(金)までの第一週は
現中3生の公立高校入試直前対策,新年度準備のため,桐
光の授業はお休みとなりますのでご承知おきください。
来る新年度は桐光が誕生して44年目の年となります。
長年培ってきた経験・実績そして信頼に甘んじることなく,
より一層保護者様のご期待に添えるよう,職員一丸となって
邁進して参ります。
保護者様には,今後とも引き続き,桐光学院をよろしくお願
いいたします。
本部校 校舎長 橋本
(新年度時間割についての詳細は配布済みの「新年度時間
割」を参照してください。)
19日早朝 朝学習 (東部中のみ)
春期講習3月22日(月)スタート!
いよいよ,公立高校願書受付開始。
公立高校の願書受付が本日より始まりました。
コロナ禍で大変だった今年度。予想もしない事態の中,受験生は勉強以外
にも気を取られながら,この1年いろいろと大変だったと思います。
桐光学院が校舎を構える学区にも感染の影が忍び寄り,大変心配された時
期もありました。今から考えると,本当に大きなことがなくてよかったと思います。
桐光でも休校の時期が生じたり,時間変更を余儀なくされたりと,塾での勉
強に大きな支障が出るほど大きな影響はありませんでしたが,何とか乗り切
ることができました。
さて,他県では受験のテスト範囲などに変更があったりしたところもあったよう
ですが,静岡県に関しては特に変更もなく,コロナ対策が施される中の受験と
なります。
インフルエンザ等の流行の話はほとんどないですから,例年の対策で必要な
のは花粉対策くらいでしょうか,ここからはコンデションづくりも視野にいれながら
受験前の時期を過ごしてください。
我々が受験生のためにできることもあと残り少なくなってきました。
桐光は最後まで受験生のサポートを万全にやっていきます。
金曜は、東部中1・中2 朝学です
学年末テスト最後の週末
私立の合格発表
私どもも、今日は少し落ち着きません。
生徒から直接ご連絡をいただくまで結果が分からないので、ドキドキしています。
私立の単願者はこれで進路が決まり、併願者は公立入試まであと3週間の合図です。
中学生は直前まで伸びます。
(学力も伸びますが、時間配分や問題の取捨選択などの「入試問題の解き方」で点数はかなり変わります)
あとわずかだからこそ、ここから伸ばせる点数を追いかけていきます。
志望校への全員合格に向けて、我々もギアを入れていきます。
橋本