桐光本部校 ブログ

~校舎のことや時々教師個人についてつづる天衣無縫の日記~

2020年05月

 こんにちは。

 昨日29日(金)の授業で中3生には講習のテキストを配布しました。

 この「夏のテキス」トの配布は,桐光の受験生にとって受験勉強の開始を意
味します。今年は例年よりも約1か月前倒しで配布しました。

 例年ですと,期末テストが6月の中旬に実施され,7月の中体連にむけて,
部活にも打ち込んでいる時期です。いつもは期末テスト終了後の6月後半~
7月初旬に配布しています。

 今年は夏休みが削られて,本来じっくりと腰を据えてやるべき中1・中2の復
習にあてられる時間が十分に確保できないこと,これが配布を早めた理由で
す。

 また,7月に期末テストが実施されるため,7月に入ったら期末テストに向け
た勉強に絞り中3生の内容に集中してほしいので,期末テストが終わるまでの
時期はテキストを進めることはできません。

 まさに今スタートしてほしいいのです。

 テキストを進める勉強の注意点は授業で事細かに生徒に伝えています。

 ただやみくもに進めればよいという話ではありません。進めて行くうえで確
実にやってほしいこと。それは,自分が理解できていない箇所をテキストを進
めることによって発見し,一つ一つ確実に理解していくというこの1点です。

 桐光では,このテキストを夏の時期の宿題としています。しかし例年残念な
のは提出の締め切りに間に合わせるために,上記のような意義を忘れてただ
テキストを埋めるという作業に終始してしまう生徒がいるということです。これ
ではやる意味がありません。

 桐光のテキストはどこでも販売していない,桐光の教師によって作成された
オリジナルの優れモノのテキストです。1回目は早めに終わらせ,理解できて
ないところを重点的にもう一度やる。このステップを踏まないと実力はつきませ
ん。

 6月中に1度チェック日を設けて,その日までに所定のページ数をこなし,提出
してもらいます。詳細は後日発表します。

 

 

 




 こんにちは。

 このところの日本の夏の暑さは50年前と比べて平均気温で約5度も上昇しているそうです。
私が学生の頃は,夏にエアコンがある学校は皆無で窓を開けっ広げて,授業をやっていたと
思いますが,それほど暑さでつらかった記憶はありません。しかし今は真夏の体感温度がそ
のころと比べてかなり違ってきているはずで,やはり夏にエアコンがないという学習環境は劣
悪だと言わざるを得ません。

 この夏,コロナ休校の影響で,浜松市ではどの学校も夏休みを削って授業を行うことになり
ました。

 学校によって異なりますが,夏休みは短い学校で2週間,長くても3週間程度となります。

 例えば,東部中の夏休みは8/1~8/17と聞いています。8月18日から2学期がスタートするの
ですが,お盆を過ぎたとはいえ,まだまだ暑い時期に2学期がスタートするのです。

 悪いことに,浜松東部中はクーラーがついていません。聞くところによると近隣の南陽中も東
陽中もないようです。子供たちの健康面に悪影響は出ないでしょうか。この時期の学校での授
業実施は健康面を考えると大変危惧されます。どこかでクーラーをレンタルしてでも,なんとか
暑さしのぎの対策を講じてほしいと切に思います。

 静岡県の学校のエアコン普及率の悪さは全国でワースト9の普及率です。東京都は公立小
中学校全てにおいてエアコンが入っています。都道府県によってはいまだにゼロに近いところ
もあるようです。財源がないのか,何が理由かは分かりませんが,今までの地域による学習環
境の格差を是正しようと本気で取り組まないまま,ここにきて急にコロナ禍に見舞われた・・・,
原因はそんなところではないかと思います。

 かわいそうなのは子供たちです。ただでさえ学年のスタート時にコロナで勉強面で多大な影響
を受けてきているだけに,いったん収束しているこの時期こそ安心できる環境で勉強をできるよ
うにしてあげたい。本当にそう思います。

 

 

 

今週の火曜日,中3の授業をやって驚きました。
ここからここまで(前回の授業内容)を「やってくる」ではなく,「覚えてくる」というのが宿題。やっても覚えていなかったら意味がないですものね。
どれくらい覚えてきたかな,と授業の最初に口頭で問題を出して確認をしてみました。

クラスの中には,社会が苦手な(と自分で言っている)生徒もいますし,社会が得意な(と自分で言っている)生徒もいます。←〈私が勝手に苦手・得意の判断をして先入観を持ちたくないので,こういう表現にしています〉

ランダムで20問ほど問題を出しました。いろいろな生徒がいる中で,ほとんどの生徒はパーフェクトか1,2問のミス。本気で前回の授業を聞いて,本気で復習してきたのがよくわかりました。テスト後に,問題慣れ(違う角度から聞かれた場合に対応)するために問題演習を進めましたが,はかどる,はかどる。そりゃそうですね。本気で覚えてきたのだから。できなかった部分があったり,手が止まっていたりする場合はこちらからアドバイス。できなかったものを「ノートに自分でメモする,簡単にまとめる」ことも指示しました。

″ど集中″している状態をさらに高めよう,深めようと決意を新たにしました。



 こんにちは。

 東部中の期末テスト実施日,また夏休み日程が発表されました。

 期末テストは7月22日,夏休みは7月31日~8月17日です。

 通常は5週ほどもある夏休みですが今年の受験生にとって,短い夏となります。
今年の受験生は夏の勉強を短期間で集中して行っていかなければなりません。

 7月に入ってからは中3生の内容を復習して22日の期末テストに万全な準備を
して備えなければなりません。この時期は,内申アップに向けてテスト対策の勉
強に集中しなければなりません。

 本来夏休みは,中1・中2の総復習や苦手教科の攻略をする最大のチャンスで
すが,5教科の2年分の内容を総復習するというその分量を考えると今年はそれを
やるのにはあまりにも短すぎます。

 その時間的なハンディを補うために6月に少しでも進めて受験に向けた勉強を
進めて行くべきです。

 桐光では以上のことを踏まえ,いつもなら7月に配布するべき「夏期テキスト」を
今年は1ケ月前倒しで作成しました。6月から実施できるよう配布していきます。

 このテキストを進めるのを機に,中3生は,今すぐ受験勉強をスタートしてください。

 テキストの進め方に関しての詳細は配布時に説明します。

 



 こんにちは。

 下記の日程で中1生は「バックアップ補習」を行います。

 特に基礎からの積み上げが大切な英数について2日間に分けて
実施します。

 休校時に学校では進められなかった内容はここからの授業再開
でかなり早いペースで進められると思います。

 英数の中学校内容の滑り出しの内容をこの時期にもう一度確認し
ます。今回はとくべつにお友達の参加も体験授業をかねて参加でき
ます。

 周りに不安を抱えているお友達がいたら是非誘って下さい。三密と
ならぬように時間帯を振り分けできる限り少人数で実施します。

Microsoft Word - キャンペーン





先日、市内ですが桐光学院のない地域にお住いの、中3生の子供を持つお父様とお話をする機会がありました。

「この休校期間の勉強で、けっこう下剋上がおこるんじゃないですか」

どういうことかと聞くと、

「部活ができない分”じゃあ勉強でもやるか”って運動部の子たちががんばってくるような気がしています」

という心配でした。(そのお子さんは文化部です)

確かに「勉強をやりたいのに時間が取れない」という運動部の子たちにはチャンスでした。

一方で、文化部の子たちの勉強時間が少なくなるわけではないので、運動部の子たちの成績だけが跳ね上がるか、というと疑問です。

結局、やるべきことを行動に移せたか、で今後の点数と内申点の差がついてくるということになります。

今週一週間は学校から早く帰ってきます。

差をつける行動の、アディショナルタイムです。

学校課題の修正(東部中3の理科とか!)、学習時間の確保、まだ間に合います。

塾のテキスト、宿題、大いに活用してください。

橋本


こんにちは。

例年ですと,期末テストは6月の中旬に行われ,

今自分から,テスト対策に入る時期です。

今回は7月に延期になりそうですので,期末テストまでは

まだだいぶ先です。

桐光では学校の休校の状況の中,学校の内容に先行して

授業を実施しました。

すでにどの学年もレッスン一つ分の内容は終わっております。

そこで各学年,「英語単元テスト」を実施します。

今週の中2を皮切りに来週・中1・中2も実施します。

もちろん追試も実施します。

Microsoft Word - 対策中ポスター







本日より、通常授業の時間となります。

5/25(月)
小学3年生~5年生(個別授業) 午後6:00~7:00
小学6年生              午後6:00~7:30
中学1年生              午後7:40~9:50


となります。

5/26(火)
小学3年生~5年生(個別授業) 午後6:00~7:00
中学2年生              午後7:40~9:55
中学3年生              午後7:40~10:00

中学生の帰りの時間が変わりますのでご注意ください。

1各校舎時間割変更後

 こんにちは。

 昨日(21日),中1生は全員英語教科書本文の書き取りテスト
を行いました。

 英語をスタートして,初めての英語のテストです。

 教科書の英語重要文を覚えてきてもらい完璧に書けるようにする
というものです。

 休校で,学校でも授業が進んでいない今の時期に,教科書の
レッスンほぼすべての内容をほぼ完ぺきに書けるようにするという
のは,まだ現在の中1生にとってなかなかハードルが高いものです。

実に本部校の中1生たちはエライ!合格できた生徒がたくさんいました。

 生徒たちは告知から1週間,ご家庭でかなり忍耐強く何度も書いて勉
強してきてくれたと思います。

 そんな努力が垣間見えるという点でこの合格はかなり価値の高いもの
だと思っています。

 このような努力で成果が出せると,覚えることの負担感よりも達成感
が勝ち,次回も精力的にのぞめるものです。
 
 英語は覚える教科!コツコツやる姿勢が求められます。

 あらためて本部校の中1の生徒に期待感を強めることができました。


 こんにちは。

 1学期の期末テストはどうなるの?

 中3の学調は?

 夏休みはどうなるの?

 部活では中体連が中止,それに代わる大会はあるの?

 我々ももちろん気になりますが,何よりも生徒のために,教育委員
会や学校の先生方には1日も早く決めてほしいところです。

 その中でも,やはり夏休みの短縮はほぼ決定的のようです。各地方
自治体によっても違いますが,夏休みの期間は8月1日~16日,8日~
23日の二つのパターンがあるようです。

 受験生にとっての大切な夏にいつも通りの充分な勉強量の確保がで
きないのが懸念されます。

 従来ですと,夏の部活の大会に区切りがついた生徒から,部活から解
放されて受験勉強に入ります。やるべき内容は「1・2年の復習」。苦手教
科がある生徒にとっては十分な時間があるこの夏にじっくりと苦手克服が
できる最後のチャンスです。

 この大切な時間が大幅に失われるという現実は今年の受験生にとって
大変大きな損失です。

 今年の中3生は,この現実を受け入れて早い時期から,いや今すぐにで
も意識を変えて受験に向き合って行動に移していかなければ手遅れになり
ます。秋や冬に第2波が来ないとも限りません。来たらまたドタバタする可能
性もあるのです。

 このコロナ休校の間にある程度学習をしていた生徒としていなかった生徒
ではすでに大きな差が生まれているのは確かです。受験生は今すぐ気持ち
を入れ替えて頑張っていきましょう。

 


 こんにちは。

 毎年の1年の流れでは,6月の中旬には各中学校で期末テスト
が始まり,5月の末から期末テスト対策授業がスタートしていく頃
です。

 一方部活動は,夏の中体連に向けて練習に気合が入り始め,
子供たちは,連日,部活・勉強に忙しい毎日。まさに1学期のヤマ
場,といえるのがこれからの時期です。

 ことしはコロナの影響ですべてが特別で先の見えない1年にな
りそうです。

 特に今年の受験生に関しては,まったくもって先行きの見えない
受験への不安から,例年以上に負荷のかかる1年となってしまい
ました。

 桐光では現在いいろいろな中学での動きや,今後の予定など
について情報を集めています。とくに受験生にとって受験勉強を
本格スタートするこの大切な夏を充実したものにするためにいろい
ろと画策している最中です。

 今の時点では7月の末に期末テストを実施すると明言している中
学校も複数あり,夏休みが2~3週間ほどに削られるという方向に
なるのではないかと思います。

 緊急事態宣言解除で世の中もやっと動き出しました。来週から
週5日の登校,6月からは通常の学校生活が戻ってきます。

 生徒たちはこの長い休校モードから切り替えをしなければなりませ
ん。今までOFFにしていた様々な自分の中のスイッチをオンにして,
意欲を起動させて,まずは準備運動,そして6月からはエネルギッシュ
にこれからの学校生活を活動していきましょう。





中2の国語の教科書に掲載されている『走れメロス』
この作品の作者が太宰治。

その太宰治の勉強に対する考え方を,以前ブログに書いたような気もしますが,もう一度書けっていう声がどこかから聞こえてきたような気がしましたので,書くことにします。
明治時代の終わりから昭和の戦前までを生きた人ですので,現代にそぐわないと感じる部分があるかもしれませんけれど,非常に考えさせられる内容です。


勉強というものは,いいものだ。代数や幾何の勉強が,学校を卒業してしまえば,もう何の役に立たないものだと思っている人もあるようだが,大間違いだ。植物でも,動物でも,物理でも化学でも,時間のゆるす限り勉強して置かなければならん。日常の生活に直接役に立たないような勉強こそ,将来,君たちの人格を完成させるのだ。何も自分の知識を誇る必要はない。勉強して,それから,けろりと忘れてもいいんだ。覚えるということが大事なのではなくて,大事なのは,カルチベートされるということなんだ。カルチュアというのは,公式や単語をたくさん暗記している事ではなくて,心を広く持つという事なんだ。つまり,愛するという事を知る事だ。学生時代に不勉強だった人は,社会に出てからも,かならずむごいエゴイストだ。学問なんて,覚えると同時に忘れてしまっていいものなんだ。けれども,全部忘れてしまっても,その勉強の訓練の底に一つかみの砂金が残っているものだ。これだ。これが貴いのだ。勉強しなければいかん。そうして,その学問を,生活に無理に直接役立てようとあせってはいかん。ゆったりと,真にカルチベートされた人間になれ!
太宰治『正義と微笑』より



カルチベート(cultivate)
①〈土地を〉耕す,耕作する,開墾する。
②・・・を栽培(養殖,培養)する。
③〈才能など〉をみがく,高める,洗練する,啓発する。
④〈友情など〉をはぐくむ,深める。・・・と積極的に交わる。



塾生保護者様には、日頃よりご協力を頂き、誠にありがとうございます。

市内での感染拡大防止のため、4月より各クラスを更に2クラスに分けて変則授業を実施してきました。

現在、緊急事態宣言が解除され、各中学校でも6月から通常の授業に戻っていきますので、桐光でも通常授業に戻していきます。

来週5/25(月)から通常授業となります。

1各校舎時間割変更後


コストコ~市野のイオンの付近の道を通ったのですが、アレですね。

道路の込み具合が自粛要請が出る前に一気に逆戻りでした。

ここまで一気に反動が来ると、ちょっと怖い気もしますね。

さて、東部中は通常授業は6月からということですが、再来週からは少しずつ授業が始まるかもしれません。

次学年に学習がずれ込むかもしれませんし、一気に反動がくるかもしれません。

どんなペースで授業が進んでいくのか、学校側も手探りかと思いますので、桐光もその様子を見ながら授業を進めていきます。


橋本

 こんにちは。

 浜松市では,市のホームページで昨日15日「学校再開の流れ」として
18日以降の対応を以下のように発表しました。

 ・来週(5月18日~)週1~3回の登校(分散登校等各学校の実情に応じ対応。
             (回数等)  部活給食なし

・さ来週(5月25日~)週5回の登校(分散登校等各学校の実情に応じ対応。
             (午前等)  部活給食なし


 そしてついに,

 6月1日(月)~学校再開・通常登校 部活動段階的に再開給食あり


 特に注釈もついていないので通常通りの学校再開,クラスの人数を減らす

という対処はされないものと考えます。感染に関しての対策として,第2波が

来ないように手洗い・マスクの着用は必至だと思います。

待ちに待った学校再開となり,とりあえずは,ほっとしています。

 生徒の皆さんも心の準備と,コロナ自粛生活から脱却し,規則正しい生活

のリズムををしっかり取り戻しましょう。

 

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