2018年05月
そうですね。
80:20の法則 (大田)
経済において,全体の数値の大部分は全体を構成するうちの一部の要素が生み出しているという理論。
勉強に例えるのならば・・・
試験範囲の全内容の20%から,テストの点数80%分の問題が出されている?
統計資料はありませんので「?」つきですが,経験的にそれに近いものを感じています。
この時期は,上記の「出題されやすい20%」を厳選して,まずはその部分を完璧にする。そのために,このような教材を作成しました。(中2地理)
何とか頑張って25個にしぼりました。授業で説明しましたが,テストに出やすい順(私の経験上)に並べてあります。
中3の社会は,歴史を進めました。
文章(歴史の流れや語句の説明をした部分),それに関する問題A,それに関する問題Bという形式で問題を作成しました。
文章を読む(読めないもの,意味がわからないものは質問) ⇒ 問題Aを解く。丸付け ⇒ 文章にもどって確認 ⇒ 問題Bを解く ⇒ 文章にもどる
インプット⇒アウトプット⇒インプット⇒アウトプット・・・・で,基本的な語句を徹底的に身につける形で進めました。
中3の授業中の様子です。
親の心を感じた出来事(大田)
先日の中1の授業で,生徒の皆さんに干支を聞きました。
地理で「子午線」という言葉が出てきます。
十二支の子(ね)と午(うま)が関係しています。
干支といえば,30年ほど前,こんなことが。
共通一次試験(今のセンター試験)の当日,家を出る前に母が
「よかったね。占いに出てたよ。酉年の人は今日の運勢最高だって。」
と私に。自分の母親はアホなのか,と本気で心配した。
当然のことながら、その年、現役で大学受験する人のほとんどは酉年。
酉年の運勢が最高ということは、多くのライバル達も運勢最高ということ。
私にとって何のプラス情報にもならない。せめて「さそり座」とか言ってほしかった。
この人の遺伝子を持つ自分は、入試 本当に大丈夫なのか?と余計に不安になった。
息子が心配で仕方なくて変なことを言ってしまったのか,息子の緊張感を和らげるためにわざとボケてみせたのか,母は20年以上も前に鬼籍に入りましたので,今となっては確かめるすべもありません。
ただ,どちらであったとしても,親の心とはありがたいものだ,と今は感じています。
話は変わって,先週の土曜日はいくつかの小学校の運動会にお邪魔してまいりました。
塾での頑張りとは一味違った小学生の一生懸命さ、笑顔。
保護者の方のご自分のお子さんを見る温かいまなざし。
親の心というものを再認識できた気がします。
そういうことを考えていたら、歌を思いつきました。学校の宿題以来,短歌など作ったことがなかったのですが,不思議とすぐにできました。
美しき 顔はこの世に 数あれど 子を見る顔に まさる顔なし
昨日の中3「演習TIME」でもこの歌の心を胸に,たくさんの質問に答えました。
昨日の本部校(稲田)
まずは小6の授業。
多くの小学校が土曜日に運動会だったので
昨日は振替休日。
イベントの締めは桐光です。
夜は中2。
こちらは逆に一部中学校は明日から野活。
イベントの直前にも桐光です。
小6も中学生もテスト期間中です。
イベントもたくさんあり忙しい毎日だと思いますが
そこには日常としての桐光があります。
そんなみんなの毎日を
私たちも全力で応援して行きますね。
稲田でした
成功のパスポート
突然ですが,みなさんはパスポートを持っていますか?
外国へ渡航する際に必要なものなのですが,
その《自由度》は国によって違います。
《パスポートの自由度》ってあまり聞き覚えが無いと思いますが,じつはパスポートだけで外国に行けるという国もあれば,パスポートの他にビザという,言うなれば《特別な人物保証書》みたいなものが別に必要な国もあるのです。私が行ったことのある国ですと,唯一ロシアだけが,旅行に行く前にビザを取得しておく必要がありました。
(このビザ申請が面倒くさい。ロシアはいまだに日本人をパスポートだけでは信頼してくれない珍しい国なので仕方がありませんが…)
世界に195か国ぐらいある国々の中で,日本のパスポートの《自由度》は今年1位になりました。つまり,日本の政府や私たち日本国民は世界的に信頼が相当厚いというわけです。
ちなみにお隣の経済大国である中国のパスポート自由度は74位で,世界の先進国の中では断トツに低い順位です。
(最下位は紛争の絶えないアフガニスタン)
日本人が中国に行くのは簡単だけれど,中国人が日本に来るのはひと手間かかるのです。それは,中国のパスポートの自由度(中国人国籍の人物保証の信頼度)がまだ低いからなのです。
さて翻って,私たち桐光教師の役割は,信じて桐光を選んでくれた子たちに尽くすことです。学習に適した環境を整え,勉強量増加のお手伝いもする。時にはお悩み相談にも乗っています。塾生たちの最終目標である,成績アップ・志望校合格のために,私たちは自己研鑽と密なコミュニケーションを心がけています。
「桐光に入ったからには大丈夫だね。」
「成功のパスポートをもらったようなもの。」
そう思ってもらうべく頑張っていきます!
最後にもう一度,パスポートの話に戻します。
先ほど中国のパスポート自由度がまだまだ低いことに言及しましたが,ひとつその中国のパスポートのことで感心したことがあります。最近知ったのですが,中国のパスポートの裏面にこんなような意味の記載があるそうです。
❝たとえ海外で危険な状況におちいっても決してあきらめないで。あなたには強大な祖国(中国)がある。そのことを忘れないで欲しい❞
国がこんな文面で約束をしてくれていたら,
ちょっと心が奮い立ちませんか?
もし私が中国人だったら,きっとすごく嬉しいと思うはずです。
中国という国にはいろいろ問題が多いですが,でも私はこのパスポートに込められた中国政府の決意を見て,かの国が今や大国になった理由が少しわかるような気がしました。
ちなみに日本のパスポートにはこんなような内容が書かれています。
❝各国関係の皆様,日本のパスポートを持っている人の安全を考え,必要な保護をしてあげてください。どうぞよろしく。あなたが万一海外で危険な状況になったら,その国の大使館に連絡をするように❞
ほんの少しの言葉でも,
人に与える印象がとても違ってくることを改めて学びました。
そのことを忘れずに今日のテスト対策授業に臨みます!
中3も火曜に変更です。
偉そうにしているだけじゃ
指示:これから2学期まで,桐光でする勉強時間を増やしなさい。
約束:テスト範囲を完ぺきに網羅した英語教材を来週までに用意する。
そういうわけで,目下作成中です。
今回東部中3は細かに出題内容が出ています。
私の作成する教材はその全てを網羅する予定なので,200点満点ぐらいのボリュームになりそうです。「それを全員《満点合格》するまでやろうな」と話をしました。学校で配られたプリントや自習室など,私の求めに応じていろいろ持ってきてくれた塾生や保護者様,ご協力に感謝しています。
「頑張れ」
「頑張ります」
「点を取らすぞ!」
「良い点とります!」
言うだけなら簡単です。
相手に頑張って欲しいなら,まず自分が頑張る。
大人と子どもの約束であっても,それが理想的な約束。
意味のある書き取り(杉山)
6年生は,学校の宿題で,毎日書き取り1ページが宿題になっています。
授業前の様子を見ていると,少しの時間を使って書き取りを一生懸命やっている姿がありました。
しかも,ただ書いているだけではありませんでした。
6月4日の週に行われる小6定期テストの漢字を書いていました。
小6定期テストの漢字では,範囲表が配られ,同じ漢字が出題されますので,
しっかり勉強すれば,満点を取ることもできます。
今のうちから「コツコツやっているなぁ。」と,感心しつつ,
ただ書くのではなく,漢字を覚えるために書き取りをやる,という行動が素晴らしく思いました。
小6定期テストでは,漢字は全員満点を目指そう。
もちろん,計算もです。
東部中2 ~5/28[月]授業変更~
先生のやる気だけでは無理
英語に関しては,東部中全てのテスト範囲が判明しました。
そのテスト範囲がかなり広かったので,昨日中1の授業で話をしたのは,「桐光ででた宿題,学校ででた宿題をやっているだけでは成績は落ちていくかもよ」ということ。宿題をやるだけの毎日でなんとかいけるのであれば,小6の頃とあまり変わりません。中学校の勉強を甘く見てはいけないのです。
確かに部活動はひたすらランニングが多く,
中1の運動部は体力的に今きついところです。
しかもあと1~2か月はこの状況が続くでしょう。
でも体がきついからといって,例えば勉強に向き合わなかったり,
楽な環境に逃げた場合は,悲劇の結末を覚悟しないといけません。
体が慣れてきた秋ごろ,その時もし勉強に遅れがあった場合,もうその遅れはまず取り戻せませんし,もしかしたら「自分のペースで頑張ろう」と思って頑張ってきたつもりが,勉強はとことん後回しにする日々だったり,いつまでも1学期の内容を復習せざるを得ない状況になってしまっているかもしれません。
要は…
頑張れ!ということです。
根性という言葉は死語になりつつあるかもしれませんが,
頑張るときに必要なものは時代が変わっても不変なのではないでしょうか。
私が思う,頑張り抜くのに必要なものはこちら。
①目標(始めようと思ったきっかけは?)
②信頼のおける仲間(みんな頑張っているんだよ)
③自分にも状況にも負けない気持ち(これを根性とも言う)
教えない個別(大田)
予定していた生徒が用事のため欠席し,人数が少なかったので形を変えて。
以下は個別授業中の私のセリフ。
一回転は何度?
一日は何時間?
じゃあ一時間で何度回転するの?地球は。
OK。その15って何の意味があるの?
よし。この15は覚えておいたほうがいいね。
ところで,エジプトと日本との経度の差はどれだけ?
???か,いいよ。じゃ,図を書いてみようか。ペンを貸すから三色で塗ってみよう。
できたじゃん。それからどうする?
わからなくても無問題。105の中に15って何個入ってる?
その7って数字にどんな意味があると思う?
OK。素晴らしい。そこからどうやって時刻を出そうか?
意味不明でも大丈夫。さっきの図を見てみよう。場所的にどちらの時間が進んでいるの?
よし。ここからどうやって時刻を出そうか?わかったら答えを出してみよう。
よくできました。
では,最初の式から意味を僕に説明して下さい。
上の話で私が「教えた」のは図の書き方だけ。後はただ質問しているだけです。それでも時差計算ができるようになってくれました。
教えることを極限まで減らすと相手にうまく伝わることもある,ということを感じました。
聴きたい,伝えたい(大田)
その目的は,聴くこと。聞くのではなく,聴く。耳を傾けて聴く,傾聴する。
学校のクラス,学校生活,部活動,宿題,塾・・・
中1の生徒には慣れていかないといけないことがたくさんある。
だから,今,その子がどうなのか?どう感じているのか?を聴きたい。
そして,何事においてもそうですが,
慣れるまでは大変だけれども,慣れてしまえばこっちのものだということを伝えたい。
慣れるために本部校の教師は最大限サポートしていくことを伝えたい。
そのための二者面談です。
話は変わって,学校生活,部活,宿題・・・に慣れた先輩たち。
国語が苦手!という生徒の一部には,塾の宿題以外に特別な課題を出しています。(裏メニュー)
たった1ページだけでもいいから毎回提出するという条件の下で課題を出しています。やれなかったときは自分から申し出る。
答えは渡していません。私が採点添削して返却。それを見て間違いを直す。
最初はやるのが面倒だったでしょう。他にやらねばならないことがたくさんあるわけですし。
でも,少しずつ慣れてきました。慣れて,そのことが習慣になるというのは非常に重要なことですね。
そして昨日,一冊やり終えた生徒がいます。うれしかったので,シールを貼って返却することにしました。
2冊目はもう渡しています。
ところで,この裏メニューをやりたい生徒がいたら,メールでも直接でもOKですので,申し出てください。
ただし,上記のルールを守れる人のみ。
私も採点・添削だいぶ慣れましたから,あと10名くらいなら何とかなりますので。
満点笑顔+自信の笑み(稲田)
満点笑顔が届いています。
加えて授業では
来月の小6定期テストの告知が。
不安げな表情で説明を聞きながらも
「みんななら一番をとれるよ!」
と話すとみんなから笑みが。
桐光のテストは
準備をして受けるテストです。
みんなで
がんばっていい点とろうね。
稲田でした