(語弊があることを覚悟しつつ書いてしまいますが,)今まで小学校で学んできた英語は,楽しく英語に親しむことを目的とした英会話のような授業でした。仮に2020年度から完全実施されるという《小学校英語の教科化》が始まったとしても,他の主要教科(算国理社)のようにテストをやって,算数のように合格するまで再テストをするなど,中学校英語に本気でつなげていくための英語になっていくとは思えません。
しかしもう中学生ですから,これからは『英語の読み書き』が出来ないと困ります。幸い私が担当している中1英語の授業は,学校の進度よりもだいぶ余裕があるので,こうして時に塾生たちをギュッと鍛える特別な内容の授業をお届けすることも出来るのです。
さて,今回中1のみんなは初めて《10~15こ英単語を暗記する》という経験をしました。小学生でも100歳を過ぎたおじいちゃんでも,なんとなく言える英単語はたくさんあるでしょうけれど,書くとなると話は別です。
暗記に使える時間を制限しました。
最初の確認テストの結果を基準に,グループを2つに分けました。
暗記すべき英単語の数を,グループごとに調節しました。
子どもたちも,それぞれが覚え方を工夫しながら挑戦していました。
全部を完ぺきに覚えられて歓喜した子もいれば,
思うように覚えられなくてがっかりした子もいました。
そのどちらの経験もみんなを成長させるでしょう。
もう学校の英語書き取りの宿題も始まっていると聞きました。
他の子たちが,書き取りなどせずともわかりきっている【アルファベット】を宿題として書き取りしている中,桐光生はこの日やった英単語をバシバシ書き連ねていくでしょう。
学校の先生も驚いてしまうかもしれません。