桐光本部校 ブログ

~校舎のことや時々教師個人についてつづる天衣無縫の日記~

2018年01月

小6と中学生の漢検受検者には,
怒涛のラストスパートをかけてもらいます!
日程はこちら(画像)の通りです。
学校で部活や委員会があって5時に間に合わないかもしれませんね。そういう場合は遅れてきてもOKですし,延長(居残り)して勉強したい子ももちろんOKです。
習い事があって来られない曜日もあるでしょうか。その場合は勉強会を欠席でも構いません。どちらを優先するかは親御さんと塾生にお任せします。
1/20(土曜)は午後1時~(夜10時まで)校舎が空いているので,【自主勉】であればいつ来て勉強してくれてもOKです。ただしこの日(土曜)だけは教師がつきません。自分で今までにやったプリント持ってきて間違えた漢字を書き取りするとか,国語の教科書を持ってきて書き取りする。あるいは桐光に用意してある模擬試験に挑戦するなど,集中環境の中でまさしく【自主勉】でお願いします。
ilovepdf_com-4

土曜日に英語の個別指導をしました。
静岡県学調の結果を受けてのものです。
【先生と一緒にやると答えにたどり着けるのに…】
【桐光の個別授業に来ると解けるのに…】
【先生の問いかけには正しく答えられるのに…】
テストになるとなぜかわからない!
そういうSOSに対処すべく個別授業の内容を構築していったので,充実した時間を共有出来たと思います。その証拠に授業後に参加者からこんな声が。
「え?もう終わり?」

私にとっては,生徒から聞く一番うれしい言葉の中のひとつです。

友達とのトークやイオンで買い物などしていると,時間が飛ぶように過ぎますよね。幼い子のお世話や,忙しすぎる仕事をしていても然り。
先週末は大学入試センター試験でした。
大学生たちも足りない時間に歯がゆい思いをしたでしょう。
時間の経過を速く感じるということは,それだけそのことに集中できているということ。それって,人生を充実させる結構大切なエッセンスだと思います。

短い人生は望んでいませんが,
短く感じる日々を送りたいものです。

15159062891971
15159062892172
15159062892494
15159062892665

今日,富士山が異常に大きく綺麗に見えました。
みなさんも気づきましたか?
ズームで撮っていますが,富士山に積もる雪色をした稜線の筋が見えるほどです。
いつも当たり前のように見ている生徒でも、ある時「こんなに背が高かったっけ?」とか「なんか最近,今までのうっかりミスがなくなって点数を落とさなくなったな」あるいは「前はちょっとしたことでヘラヘラ笑っていたけど,最近は集中力がすごいな」など成長を感じる時期と言いますか,そういうタイミングがあります。
その時なんだかとても嬉しい気持ちになります。
きょうの富士山を見て,ふとそういうことを思いました。

500_5587

今、「ムーミン」と検索すると検索候補に「センター試験」と出てきますね。

「地理」と入力すると「ムーミン」と出てきます。
どうしてこうなっているかというと...
昨日のセンター試験の地理Bの問題で、昔のアニメ「小さなバイキング ビッケ」と「ムーミン」のどちらがノルウェーでどちらがフィンランドのアニメなのかを問う問題が出題されたことが原因です。

子どもの頃にこれらのアニメを見た記憶のある私の世代にとってはサービス問題ですが、今の高校生にとっては少し酷かもしれません。
もちろん、ヴァイキングからノルウェーを連想すればなんとか正解にたどり着けるという考えもありますが。
いずれにせよ、高校生は教えていませんが、地理の授業で各国のアニメや文学作品などの文化についての話を増やしていかないといけないのかな、と思いました。

磐田の見附天神で祈祷済みのミニ絵馬を校舎に設置。塾生たちも仲間の絵馬を見たことはなかったはずなので,自主勉に来ていた子たちが勉強の合間に少し盛り上がっていました。

私たちは受験生全員を志望校に合格に導く責任があります。
うちは合格者数を誇る塾ではありません。
桐光には【合格者の陰で泣いている子がいない】
それが桐光学院の,私の目指す入試です。

そして
受験生にも責任はあります。
ご家族に長年支えられ,我々教師とも❝頑張る❞という約束を交わしたのです。志望校合格まで全力で駆け抜けることを,あらためて自分自身に約束してください。

さらに
見附天神の矢奈比賣命(やなひめのみこと)様,
そして菅原道真公にも責任がございます。
何回も足を運び,御初穂料も収めました。私だけでなく,人込みでインフルエンザ感染の危険もある中,遠くから足を運び,自分や家族や大切な人のために祈りに来た人がたくさんいるのです。有名な神様ですから,それは大変な時期でしょう。でも人は願いが叶えられると,あなた(神様)のことがもっと好きになります。人が生きる原動力は希望です。そこのところよろしく。
BlogPaint

2日前,友人から
「子どもが私立中学に合格しました。子どもの前ではポーカーフェイスを装っていたけど,実は発表までの一週間はドキドキの連続でした。」
と報告がありました。

今朝は今朝で,大学時代の同級生から
「今,息子をセンター試験の会場に送ってきたよ。自分の時よりも緊張するね。」
と連絡がありました。まあ私たちが受けたのはセンター試験ではなく「共通一次試験」でした(次の年からセンター試験が始まりました)けれど,この際,細かいことはどうでもいいです。
「頑張ったことが結果に繋がるといいね。高得点をお祈りします。」
と返信しました。

私はこの年になるまで結婚することを失念しておりまして,子どもはいませんが,
「親思ふ心にまさる親心」というものがあるのはよくわかっているつもりでおります。
仕事柄,「自分の時よりも緊張する」のは毎年のことですので。
ちなみにこの言葉は吉田松陰の和歌の一部。子どもが親を思う心以上に親は子どものことを思っているという意味です。

今日(土曜日)私はOFFですが,3~4時間ほど校舎に顔を出して質問対応をします。中3の勉強会もありますし,漢検対策もありますし,家にいてもやることはありませんので。
「親心」には及ぶべくもありませんが,「子を思ふ心」は多少なりとも持ち合わせているつもりです。

今回の静岡県学調は,中2も中1も数学が,そして中1は理科も難しかったようです。他の中学の生徒を指導している同僚の教師にも確認しましたが,やはりどこも数学は特に厳しい結果だったようで,ある中学での情報では,学年平均が15点辺りになりそうだとのこと。

毎年ネックとなる教科があるものなので,私は今日の個別授業の枠を予約で埋めずにギリギリまで待っていました。昨日は中2Aと中1Aの子たちの授業だったので,私の今日の英語の個別授業はどっちのクラスからも選抜をして対応することに決めました。
私は英語の指導教師なので,もちろん英語の個別授業をしますが「英語は英語で心配だが,数学をやってあげた方がいいのかな?」とおもわず生徒にそんな問い掛けをしてしまいました。
でもその気遣いは杞憂でした。
数学担当の大田先生がすでに対策を講じてくれていたからです。
来週から数学の授業・サポートが少し変わります。

ここから2週間は学調のフォロー,そしてその後中1と中2は学年末テスト,受験生は私立入試に向けた直前指導へと移っていきます。
特に中1中2の保護者様,学調の結果から心配な教科があるという場合はメールでお知らせください。出来る限り優先的に個別授業で補習を行っていきます。
500_5553
500_5567
500_5560
500_5562
500_5555

If you haven't cried,your eyes can't be beautiful.

(訳) もしも,あなたが今までに泣いたことがないとしたら,あなたの目は美しいはずがない。

海外で働く知人に教えてもらった言葉です。



自分の身が裂かれるほど悲しいこと,頑張っているのにうまくいかなくてもどかしいこと,

なぜ自分ばかりと思って頭にくること,周囲に理解してもらえなくてくやしいこと,

思い通りにならないことだらけで嫌になること,



そんなことがあると,本当に泣けてくると思います。

涙が枯れ果てるまで泣きたくなると思います。

なかには暴れてしまう人もいるかもしれません。

けれども,泣くほどつらいことを経験するからこそ,他人に優しくなれる。

その経験があるからこそ,成長できるし,先に進むことができる。と思う....



受験前,いろいろな思いが交錯すると思います。生徒たちも保護者の方も。

私にも私の思いがありますが,できることを最大限やっていくのみです。

次の言葉を信じながら。


There is always light behind the clouds.

(訳) 雲の向こうは,いつも青空。



『若草物語』の作者の言葉です。

昨日は中3塾生の保護者様に宣言していた通り,磐田の見附天神に参拝してきました。正月の2日とはうって変わって人がほとんどいない境内。ひときわ澄んだ空気,そしてその空気のところどころを分け入ってくるお線香の香りも私の鼻腔をスムーズに通っていきました。

おとといから昨日にかけて,
親御さんから多くのメール返信をいただきました。
お子さんにかける思いは強く,
そしてまだ多くの心配をおかけしていることを痛感しました。
私たち教師は,まだ授業という機会があるごとに受験生たちの学力に直接はたらきかけることが出来ますが,親御さんたちはそうもいきませんよね。そのもどかしさやつらさを,私たち教師は忘れてはいけません。今回のご祈祷に関して,いろいろ感謝の言葉もいただきましたが,まだまだ感謝の言葉をいただくには早いと思っています。
授業も祈祷も私たちが出来ることは全力でやります。
最後に合格して感謝の言葉をいただくその日まで。

昨日,見附天神で意外な出会いがありました。
磐田市の超人気ゆるきゃらの❝しっぺいくん❞と,犬のぬいぐるみを着た,フリーアナウンサーの鬼頭りえさんがいたのです。彼女のTwitterでは巫女さんのようないでたちですが,おそらく着替えたのでしょう。かわいい白い犬の着ぐるみ姿を見ることが出来ました。
本当は写真を撮ってもらいたかったのですが,
向こうも撮影中ということで自重しました。
「写真いいですか?」
一寸の勇気があれば,そのヒトコトを言えたかもしれません。
新規 Microsoft Word Document-001

先日の中2生の地理の授業で,工場の立地について,生徒に質問しながら授業をいたしました。


工業立地については

原料指向型・市場指向型・労働力指向型・臨海指向型・臨空港指向型・・・などいろいろあります。



もちろん,中学生を相手にこんな難しい用語は使いません。ただ,

「なぜ海(空港・市場など)の近くに工場が多いのか」という問いはテストで定番の問題です。


ところで,
大消費地・大都市に立地する工場(市場指向型)としては,出版・印刷・清涼飲料水・ビールなどがあります。

出版・印刷が大都市で行われることを,生徒はイメージできると思います。ビール・清涼飲料水はなかなかイメージできないかもしれません。
そこで…

「中央フリーウェイという歌を知ってますか?」
生徒「しーん」
「えっ。それじゃあ松任谷由実は知っていますか」
知っていた生徒は一人だけ!


♪ 中央フリーウェイ 右に見える競馬場 左はビール工場 ♪


この歌詞を使ってビール工場の立地とその理由について話そう考えたわけですが,この手は使えませんでした。

「時代だねぇ」と生徒の前で言った後で,自分自身に「『時代』は中島みゆき!」とツッコミを入れようと思いましたが,それも通じそうにありませんので,やめておきました。


いずれにせよ,生徒たちが何に興味を持ち,生徒たちの間で何がはやっているのか,もっともっと把握しないと話についていけなくなるかもなぁと感じました。


90キロ⇒65キロ⇒86キロ⇒57キロ

と2度減量した経験から言うと,自分に負荷がかかっていないことは,やってもあまり役に立たない。

きついとか,苦しいとか感じることをやらないとなかなか痩せられない。

勉強もこれと同じ。

どれだけ「負荷」をかけるか?ということが勉強の成果につながってくる。

しかし,自分自身に負荷をかけるのは非常に難しい。

だから,まず,量の面での負荷を生徒にかけています。

宿題を出したり勉強会を行ったり,個人別の課題を出したりするのがそれです。

質の面も重要です。

問題を解いたあと,解説を読んだり,授業を聞いたり,質問したりして,

わかったつもりになる

のが一番こわい。

質問や授業という道案内があって初めて,答えというゴールにたどりつけている。

道案内なしでゴールにたどりつけるかどうかは,もう一度自力でやってみないとわからない。

ただ,「もう一度解け!」と教師が吼えてるだけでうまくいくとは思っていない。

そこで,7日の入試講習[数学]のときに中3の生徒全員にノートを配布して,そのノートにやり直しをすることを義務づけました。やり直しを一番して欲しい科目は数学です(桐光の他の先生のやり方をマネさせてもらいました)

こっちの本気度を示すために,講習に行く前に全員分のノートを買っていきました。
ノート


私の財布に負荷がかかった(ルマンドアイス何個分?)というのは冗談ですが,受験生にとってここから先は,どれだけ自分に負荷をかけるか,ということが勝負を分けていきます。

中1,中2生の生徒も,「この勉強って,自分に負荷がかかってるかな?」と常に考えてもらいたい。

そして,負荷をかけることに慣れてくると,不思議なことに,だんだんとそれが楽しくなってきます。

そういう境地に達します。

私はそのおかげで痩せられました。

2乗のことを平方といいます。2乗したものをたした結果を平方の和といいます。

7の2乗,8の2乗・・・・と18の2乗までたすとどうなるか?

pdf1

なんと,2018になります。今年はすごい年ですね。
実は,これ,友人に教えてもらいました。先に気づかれてちょっと悔しかったので,私も見つけました。
pdf1
今年は平成30年です。ついでに「2018」の約数を全部たすと「3030」になります。


西暦でも元号でも「平方の和」で表せるだけに,平和な年になることを,受験生にとって最高の年になることを願ってやみません。

今日は祝日!
学校が無い日は桐光勉強日和!
しかし雨!
(急遽お車で送迎していただくことになったかもしれませんね。
親御さんにはご協力に感謝申し上げます)

午後イチから本部校では全ての教室を使って中3塾生たちが躍動しています。【KKSK模試】【特進コース模試】【標準模試(後日受験)】そして【自学習】。つまり中3は全員が今どこかの教室にて頑張っているはずです。
500_5392
500_5537
500_5535
500_5533

昨日は新年明けてから最初の中3【毎土勉強会】でした。
冬休みの間に大量の宿題を完遂しているので,質問も多めに出ていました。私と福留先生に加え,大田先生まで駆けつけてくれて,教師3人体制で受験生たちの質問に対応。

中3塾生には伝えてありますが,模試の無い毎週土曜,入試直前までこの勉強会を続けていきます。しかし心配していた通り,やはり「忘れていた」という欠席者がいました。勉強会があるかどうか,念のため電話をくれた子もいました。まぁ確認するまでもなく,普通に出席していた子がほとんどですが。
こういう時,臨む気持ちに個人差が生じます。
そしてそういう時に各自の本音が垣間見えます。

【13時~は無いだろう(あったら「忘れていました」と言おう)】
【13時~あるかもしれない。あって行かないと叱られるから行こう】
【13時~あるよね。念のため友達に確認しよう】
【13時~ある。入試まで(先生が)続けてくれると聞いているから】
【13時~桐光で勉強したい。家ではやらない可能性があるから】


いまだ目的意識の希薄な受験生がいると悲しくなります。
入試当日を迎えなくても結果がわかるような気がするからです。

昨日はSクラスで特に厳しく指導しました。
上記のこととは関係ありません。
詳しい指導の内容は割愛しますが,入試まで何十回も受験生たちに会えるわけではない時期に差し掛かっているのです。言葉を伝えるチャンスもそう多くありません。
私は
受験生にはどれだけ厳しいと思われていても構いませんし,「痛いところをいつも突かれるから,できれば顔を見たくない」そこまで思われていても構いません。❝あの時大変だった❞という記憶は,合格したら喜びで薄まっていき,今行きたいと思っている高校の入学式を迎え,胸躍る高校生活が始まればほぼ忘れ去ってくれることを知っているからです。

今のきつさは,すぐに過去のものになるのです。
今その瞬間を懸命に戦えれば大丈夫なのです。
それはどの学年の子にも当てはまります。
頑張るとは
今やるべきことに集中すること

それほど難しいことではないのかもしれません。
もちろん,そこから逃げることはもっと簡単です。

私の仕事は全員を思い通りの進路に導くこと。
今日これから午後にある中3入試講習も,
張り切って,元気に,もしかしたら時に厳しく,塾生のために全力を尽くします。

500_5409
500_5394
500_5414
500_5424
500_5421

私の新年のお仕事は中3生の模擬試験の監督からスタートいたしました。

模試監督中に,ある言葉を思い出しました。どなただったかは忘れましたが,海外の有名なサッカーの監督の言葉です。

よいフォワードがいれば,試合に勝てる。
よいディフェンダーがいれば,タイトルが取れる。



名言だと思います。
点を取らなければ,試合には勝てません。
しかし,いつも点数がとれる試合ばかりとは限らない。
点がなかなか取れなくて苦しいときに,堅固な守りがあれば,少なくとも負けはしない。
また,かたい守りに支えられて,カウンター攻撃も可能になる。

サッカーだけではありません。昔、リカルド・ロペスというボクサーがいました。
アマチュア時代の戦績は、40戦全勝。プロでも52戦51勝1引き分け。
世界チャンピオン26回防衛。11年間にわたって世界チャンピオンの地位を維持。生涯に一度も負けたことのない偉大な選手。
ビデオを見ると、この人は試合中、各ラウンドでゴングが鳴る前からガードをあげてディフェンスの姿勢を取っている。
ディフェンスに対する意識が非常に高い。

模試監督をして,「守りの重要性」ということを感じました。
数学のテストで「あと5分」と私が声をかけたときに,中3生がどうするか観察していました。
攻める(まだ解いていない問題にチャレンジする)か,守る(解いた問題の解きなおしをする)かを観察していました。
数学のテスト(実力テスト)の場合,残り時間が5分ならば,絶対に守りに入った方がいい。
初見の問題を5分で仕上げるのは難しいので,いつもならば自分が確実にできる問題の解きなおし(見直しではなく,解きなおす)に,その5分をあてた方がいい。

受験はギリギリの勝負。ケアレスミスが命取りになることもある。だから,ミスを防ぐ行動をテスト中にしていかないといけない。

このページのトップヘ