対策期間中はいつもより宿題が多くなります。また,宿題のチェックも厳しくなります。
昨日の中2のクラスで「ここからここまで宿題ね」と私が話したところ,
「これ,全部やってしまってもいいんですよね?」
と,ある生徒が言いました。ほめました。こういう声が上がると非常にうれしくなります。
全部やってしまって解く問題がなくなったら新しいものを渡しますのでどんどん進めてください。
やれるときにやっておかないと,後で大変になりますので。
昨日(月曜)は期末テスト対策の初日でした。
この日は中1~中3全てのクラスの授業がありました。ということは…中学生の塾生が全員本部校に来たことになるのですね!テスト前じゃないとなかなか全員がそろうことは無いので特別な日だったはずです。
毎日,授業のあとで夜掃除をするのですが,昨日のようにたくさんの中学生が校舎に来た日は,いつもよりも階段や廊下の隅にたまるホコリも多く,でもそのホコリの多さが校舎の活気とイコールになっている気がして,掃除すら楽しくなります。このままでは掃除のブログになりそうなので,この辺で話題を変えます。
最近また新しい仲間が増えました。
塾なので,最初にいたメンバーがそのまま中3になって卒業していくということはありません。入試までにたくさんやる気のある子が増えて,少しだけ最後まで続けられない子が出てきて,その繰り返しの中で素晴らしい集団が形成されていきます。やる気と体力,継続している目的を失わないメンバーだけが残ります。最後に高校入試に向けて頑張る本部校の集団(中3)は,地域ではもちろん,他の桐光の校舎の受験生と比べても,どこにも負けない戦うメンバーだけが本部校のイスに座っています。今目の前にいる子たちが最後(高校入試)の日まで頑張れるように,教師は全力でサポートしていきます。
23日(月) 2Sの授業に入りました
この日は,授業中に国際宇宙ステーション(ISS)/日本の実験棟「きぼう」が浜松上空を通過することがわかっていたので,授業中10分ほど校舎の外に出て観望会をひらきました。
ISSの動きに見入る生徒たち
テストで1点でも多くの点をとるための知識や技術を身につけさせるためには,必要の無いことかもしれません。それでも,わたしの授業にはこのような時間や余談が他の先生たちよりも多いかもしれません。
興味関心を持った生徒たちは,そのことに関してグングン知識を吸収してくれるからです。極端な話になりますが,わたしが教えなくても自ら調べ私以上の知識を身につけてくれる場合があります。
そんな生徒の中から,優秀な科学者が出てきてくれることが,わたしの夢です。
なお,JAXAのホームページによると,25日と26日にもISSが観測しやすい時間帯があるようです。興味あっても無くても,6分間だけ夜空を眺めてみませんか。
25日 午後8時17分~23分にかけて
西南西の空の低い位置から北西(地平線から45°くらいの高さ)を通って北北東へ移動
26日 午後7時25分~31分にかけて
南西の空の低い位置からほぼ頭上を通って北西へ移動
第3教室の“高校紹介”の掲示を新しくしました。
今までは湖南高校,浜松南高校,浜松商業の3校でしたが,今回は磐田の高校を紹介します。浜松に住むみなさんの多くは“磐田”と聞くと「天竜川の向こう?」という感じで遠いと感じてしまうこともあるようですね。でも実際には浜松にも通学に1時間近くかかる高校も結構あります。
突然ですが,ここで質問です。
磐田にあって,浜松に無いタイプの高校は?
①内申点30ぐらいで合格を狙える普通高校
②食品管理や環境科学などを学べる高校
となります。
今回の掲示で紹介しているのは…
①磐田北高校(普通・福祉)
②磐田農業高校(食品・環境・生産流通)
湖南高校は確かに内申点31~34ぐらいで合格していく子が多いですが,ここ数年は志願者数が多くなってきており油断できません。しかも南区のみなさんは意外と通学に時間がかかるんですよね。そこで磐田北高校も候補にしてみるのはどうでしょうか。もともとは女子高でしたが,もうだいぶ前から共学化されており,磐田地区では進学校として有名な高校です。
そして次に磐田農業高校です。「え?農業?」と思うかもしれませんが,ちょっと待ってください。畑で土を耕し…という農業のイメージのど真ん中を目指す人は近年それほど多くありません。人間にとって不可欠な“衣食住”に通じるいろんな勉強をしていきます。そしてこの磐田農業の一番の売りは【生徒満足度の高さ】にあります。通っている子が本当に楽しいとか充実しているという気持ちでいられるそうです。
第3教室に貼っておきましたから,いつでも見ることが出来ます。
生徒のみなさんは,自分がどの高校を受験したいかを決める参考にしてみてください。