春期講習から続いてきた40問単語テストは先週終わり,新たな単語テストが始まっていますが,第1回目の新・英単語チェックテストは,中3はSクラスもAクラスも,全員満点合格で,中2は一人だけ1点だけミスで失点して他は全員満点という好成績。もうそれほど驚きもしなくなってきていますが,それでもやはり全員満点には別格の価値があるのでホッとはしています。
連休中はしっかり勉強してほしいですが,
ちゃんと遊んで,祭りも満喫して,
気持ちをリフレッシュしてほしいですね。
2週間後の再会を楽しみにしています!
2017年04月
今からぼやきます。
最近,素晴らしい写真,主にわが愛すべき本部校塾生の様子が載ったブログ記事があまり無いような気がしませんか?昨日の記代(のりよ)先生の写真は,会社(桐光学院)で所有している小さなデジカメで撮ったものです。今まではニコンの一眼レフカメラで撮っていたので,奥行きのある臨場感のあるショットを載せられました。
どうしてなのかと申しますと…
私のニコン一眼レフカメラが粉々になってしまったからです。
あのごっついカメラ,内部はマグネシウム合金で出来ていたあのカメラが粉々になるなんて,ちょっとやそっとのことではありませんよね。理由については割愛します。送迎の時や面談のときなど,思い出したらお尋ねください。悲しきエピソードはまだまだ向こう何十年間は忘れられそうにありませんのでいつでもお話できます。
念のため在りし日の姿を載せておきます。※同型カメラ(Nikon D7000)
本当はどれほど粉々になったかお伝えするのに,スマホか何かでその残骸を撮っておけばよかったのですが,あまりにショックすぎてブログにこのことを書こうなどという考えがその時は及びませんでした。
小中学校の運動会や体育大会,本部校のここ数年のみんなとの思い出をたくさん撮り続けてきたあのカメラとはもう会えません。ここにさよならの儀式をささげます。
ありがとう。
私の大好きだったカメラさん。
2人で教えました。
Aさん「先生は厳しい?」
Bくん「幼稚園の先生っぽいね!」※ネタバレ間近
Cくん「これから金曜は先生ですか?」
普段と違う刺激があるというのは,それだけでひとまずクラスが活性化します。そして昨日は記代先生が一部の授業を担ってくれたことで,私が他のサポートにまわることが出来ました。
最近の記事で,先生も勉強をしているよということをアピールしちゃっていますが,やはり昨日も他の先生しかも同じ英語の先生の授業を見ていると参考になる部分がありますね。普段はあまり見ることのない“生徒が先生の話を聞いているときの横顔”も見ることが出来て,生徒たちだけでなく,私にとっても刺激のある時間となりました。
私の勉強(大田)
5月1日~6日は塾はお休み。
この機会にいつもは忙しくてできないことをやってみようと考えました。
奈良県に以前からとても気になっている塾があります。すばらしい先生がいらっしゃいます。ブログやネットでの評判などで知りました。
万が一にもご迷惑をおかけしてはいけませんので実名は伏せておきます。
塾長先生のお考えは大変勉強になりますし,進学実績も非常にすばらしいです。
もっと授業がうまくなりたい!もっと生徒の点数が上がるような指導がしたい!
そのために
「授業を,塾の様子を見学したい!」
やりたいと思うともう止まらなくなるのが私の悪いクセです。
ド厚かましくも,その塾に電話をかけました。塾長先生はお留守で他の先生が電話に出てくださいました。
30分くらい後で,私の携帯電話に塾長先生からお電話がありました。15分ほどお話しさせていただきました。
見ず知らずの赤の他人のために,何の利益にもならないのに,ご自分から電話をしてくださって,親身になってお話くださいました。
わたしとは人間のランクがちがう,ますますこの方にお会いしたくなりました。
ただ,桐光とその塾のお休みがたまたま同じ期間でした。残念!
しかも,授業見学の許可をいただく前に奈良県のホテルをネットで予約してしまっていました。アホすぎます。
まあ,奈良の寺院や史跡を見てまわって授業での話に生かしていくのも勉強です。しっかり見てきます。
そして,仕事がひと段落ついたら,絶対に授業見学に行って今後の指導に生かしていきます。
「わかった!」その言葉のために
英語に関する著書をいくつか書いていらっしゃる方で,特に基礎力をつける教材,基礎を固めたい子に良い授業の研鑽をたくさんされています。私は桐光で英語教師として働くようになってから,より良い指導を模索する中で様々な試行錯誤を繰り返してきました。
“難しいことこそ簡単に伝える”
“一念発起して出来ることでなく,持続可能なことを伝える”
それが私が教育にあたる上での信条に近いものです。
さて,こちらのひだかさんは,英語の文法(書き方のルール)を簡単に伝えることに関してとても秀でた方だと思います。だから私は彼の著書や教材をいくつか購入し,例題の発案や授業展開を工夫するために,バイブルの一つとして生かしてきました。その教材を買うときに,どうしてもこのひだかさんとお話がしてみたいと思って,失礼ながら電話をかけたことがあります。
私「もしもし!」
ひ「もしもし?」
私「ひだかさんですか?」
ひ「はい」
私「バリわか英文法について質問があるのですが,今よろしいでしょうか?」
ひ「もちろんですよ。なんでもどうぞ♪」
というところから始まり,それほど長い時間ではなかったと思いますが,いろんなことについてやさしく教えていただきました。私はまるで芸能人と話をしたような気分で,電話を切った後もしばらく高揚していました。
先生にも先生がいます。
教えてもらってよかったと,授業の後でそうおもってもらえるように,今日も英語科の先生みんなで研修をしました。昼間は授業がありませんが暇なわけではありません。この間生徒に「塾の先生たちって,昼間は暇そう」って言われました。
他の塾はどうか知りませんが、
桐光の教師は暇ではありません。
ブログを見てくださっている方々はわかってくださいまよね
同じじゃないですけど
A「うちの子そろそろ塾に行かせようかと。」
B「ふ~ん。どこの塾にするの?」
A「今いくつか体験授業に申し込んだ。」
B「塾ってさあ,結局学校と同じでしょ?」
A「何が?」
B「先生がしゃべってみんなで聞くスタイル」
A「う~んそうかもね。でも学校よりわかりやすいみたい。」
B「そっかあ。うちも考えようかな。」
こういう話題が耳に入ってくると,
「すみません!話に加わってもいいですか」
と言いたくなりますが,変な人だと思われたくないので,いつもグッと我慢します。そして心の中でこう叫びます。
私「塾はどこも同じじゃないですから!」
学校は指導要領で決められたことを教える場です。
クラスの理解度に応じて「あ,今日の内容は生徒達があまり理解していないから,教える計画を変えてみよう」とか,一教師が臨機応変に指導方針を変えることは出来ませんし,そもそも習熟度の高い子にもそうでない子にも同じ教育を提供しています。
翻って塾は,いえ桐光はどうか?
今からまたつらつらと書きつづるのもどうかと思いますので,こちらに参考記事のリンクを貼っておきます。読んだ記憶がないかもしれないという方は参照頂けると嬉しいです。
95%という失敗→ http://honbu.blog.jp/archives/1065206573.html
逆に減らす→ http://honbu.blog.jp/archives/1065418578.html
国語の授業→ http://honbu.blog.jp/archives/1065484563.html
先生だって勉強している→ http://honbu.blog.jp/archives/1065526683.html
その塾の“売り”は?→ http://honbu.blog.jp/archives/1065571053.html
それにしても,カフェやファミレスはどこに誰がいるかわかりませんから,念のため注意した方がいいですよね。
以前私がグラッチェガーデンズでやってしまったあの記憶を思い出しました。当時マイケルジャクソンにはまりすぎていたこともあり,仲間たちとマイケルのカッコよさや好きな曲のことで大盛り上がり。「PYTはやっぱりクールな曲だと思う?なかなかセンスがイイじゃん!」「Man in the mirrorはアメリカの小学生の音楽の教科書にも載っているんだってさ! あんな最高の曲を歌えるなら,誰だって音楽の授業を好きになるよね!」まるでジャニーズが好きな女子高生のように,ハイテンションではしゃいでいたはずです。
そして後日…
★「先生,日曜日にパスタ屋さんにいらしゃいました?」
私「え?もしかして〇〇さんもいらっしゃったいましたか?」
★「ええ。先生,とても楽しそうにお話されていましたよ♪」
私「あぁ…お恥ずかしい姿を見られてしまいましたね…マイケルジャクソンが好きすぎて,周りも見えず喋りまくっていたと思います。ご迷惑をおかけしたかもしれません…(汗)」
付箋勉強法 (大田)
最近,テレビやネットで話題になっている「付箋勉強法」を試してみました。
勉強のサイクル
① 授業を聞く。説明を読む。
② 問題演習。
③ 間違ったところのやり直し。解き直し。まとめ直し。
④ ③の見直し・確認。
多くの生徒が面倒だと感じるのが,上の中では③と④。
しかも点数を上げるために最も重要なのが③と④。
受験直前になると,③と④をしっかりやる生徒が増えてきます。
受験前ではなくて,今からやっていけば受験前にはもっと力がつくはず。
しかし,声をかけ,説明しただけでは③と④はなかなか身につかない。そこで,
『ここが実際のテストに出たらまずい,このまま放っておいたら点数取れない,というところを付箋にコンパクトにまとめて,テキストに貼り付けよう!』
と,中学生の授業で演習中に買ってきた付箋を渡して声をかけました。
付箋ならば,テスト前,別の場所(例えば自分のノートなど)に貼りかえることができます。
始めたばかりなので,生徒によってまとめ方はまちまちです。うまくまとめられない生徒にはこちらからアドバイスをして,勉強のやり方が身につくように指導していきます。
英語スイッチ
祝日でしかもゴールデンウィーク初日ということもあり希望制にしましたが,すでに多くの参加者が“参加します!”と手を挙げてくれました。まだまだ募集しているので,積極的に参加してくださいね!
すでに「英語が苦手」という声がちらほら聞こえてくるようなまだ聞こえないような…という感じですが「英語が苦手」とか「英語が嫌い」という言葉も今までにもちろん聞いたことがあります。そして英語教師である私にとっては一番聞きたくない言葉のひとつでもあります。
私が中高生の頃は数学が,いやきっと小学4年生の算数あたりから既に苦手だったと思います。でも数学は苦手ではありましたが嫌いではありませんでした。英語以上に“出来た”という時のスッキリ感を感じられましたから。だから一番勉強した教科が数学だったような気もします。教科書の例題や練習問題なんかは,ほぼ暗記した状態でテストに臨んでいて,それでもなお成績に結びつかなくて嫌な思いをしたことまで覚えています。努力をしても成果が出なかったら努力は無駄だったのか?私は中高生の時に上記のように頑張って結果にならなくても「やっただけ損した」なんて思ったことがありません。
努力の先にどんな結果が待ち受けているか,それは誰にもわかりません。
でもその挑戦の連続が人生そのものですね。
「英語が得意。英語が好き」
もちろんこういう言葉を一番聞きたいですが,
「英語は苦手だけど好き」
この言葉も同じぐらい大好きです。
一緒に頑張っていきましょう!
漢字力アップを自分で感じよう
・・・書きましたでしょうか。たぶん書きましたが,
このゴールウィークを利用して小6のみなさんには少し漢字の勉強を頑張ってもらおうと思っています。「どうやって頑張ればいいの?」そんな疑問が湧く前にお知らせします。漢字コンクールは漢検に合格するための準備運動です。何をすれば“準備”になるかというと…
①家で桐光オリジナル問題集を解く。
→(自分ひとりで出来る努力)
※昨日[月曜]授業の時に配付しました。
②それを期限内に決められたペースでやりきる。
→(自分ひとりで出来る努力)
③模擬テストを受けて,合格するまで挑戦する。
→(桐光の仲間全員で達成する)
④漢字コンクールで高得点という結果を出す。
→(結果につながる行動を“努力”と呼ぶということを学ぶ)
まだ小6になったばかりなのに少し大変かもしれませんが,桐光の小6の位置づけは“中学生になった時に困らないように,学習の習慣をつける。そして授業中は姿勢良く授業の終わりまで集中していく” そういうところにあります。
中田島砂丘で行われる凧祭りや街中の屋台,あるいは各地域の集まりなど浜松祭りに参加する子も多いと思いますが,そうはいっても時間はたっぷりあります。
祭りを満喫してok!
たくさん遊んでもok!
でも勉強にも全力で取り組むのが桐光イズム!
その塾の”売り”は?
学習塾は地域(学区)に飽和状態です。
「~中学の学区には塾が1件も無いよ。」
そんな会話は一度も聞いたことがありませんよね?
そして塾というのも多様な形態に枝分かれしてきました。
思いつくまま挙げてみます。
集団形式①(教科ごと専任の(主に)正社員教師が指導)
集団形式②(1人(2人)の教師が全ての教科を指導)
個別形式(主にアルバイト教師が指導)
家庭教師(正社員教師またはアルバイト教師が指導)
自立学習型(教師はいるが基本的に教えない)
ちなみに桐光はプロ教師100%で集団授業を基本にしているので,一応①にあてはまりますが,ご存知のように,私たちプロ教師が希望制で年間いつでも無料で個別指導サポートをしています。
※学校定期テスト前はテスト対策をしますので,2週間ほど個別授業を止める期間があります。
こういうことを書いていると新聞の折り込みチラシのようだと思われそうですが,私が今日お伝えしたいことは,ブログの表題にもあるように,数ある塾さんは,いったい何を売りにしているのだろうかということ。
名前が全国的に有名?
小中学校から近い場所にある?
進学実績が良い?
友達がいる?
宿題が無い?
タブレットを使っている?
建物の外観が立派?
テレビCMがおもしろい?
以上挙げた項目は,成績を上げたいとか今までの自分と変わりたいと願う子にとっては,魅力的であり続ける理由にはなり得ない気がしませんか。ではどんな塾がご希望でしょうか。
「やっぱり良い先生がいるところがいいよね!」
私もそう思います。それこそが最大の理由になりがちです。
でもここでいくら「うちには良い先生がいます。全員正社員です。」と伝えたところでどうでしょうか。
だから私はあえてうち(本部校)の魅力をこうお伝えしたいです。
私「本部校の売りは塾生たちです!桐光で授業に臨んでいるときの同級生の姿を見てほしい。超集中環境下で授業終了までやりぬく姿を,学校では見られないかもしれないその姿を無料体験に来たときに見てほしい!」
最近,無料体験に来てくれた子もこのことに驚いていました。
これから一緒に頑張っていこうね!
今度からはあなた自身が,すごいと思った桐光の最高の集中環境下で成功していく番です。
集団授業に合わないってことは…
★「集団授業に合わないような気がします」
どの塾に通うか迷われていたり,現状で成績が停滞していたり,そういう子やご家族とのご相談の中で出てきがちなフレーズですね。
でもたまにふと思うことがあります。
もうこれはかれこれ10年ぐらい前からぼんやりと,いや時には強烈に思うこともあったことなのですが…“そもそも学校の授業って,全て集団授業ですよ” なんとも悩ましすぎることではありませんか。
今日本の小中学校に,極少人数制の学校はほとんどありません。
(過疎化の農村は望まざる状況として少人数になっていると思いますが…)
私立・公立の分け隔てなく,すべてが集団授業です。
でも子どもの中には“集団授業が合わない”という子が少なくないようなのです。
これは困ったことですよね。
本当は(集団授業が合わないといっている場合ではなく)集団授業に是が非でもついていかなくてはいけないのに,学校の集団授業というスタイルにもきっと合わないというわけですから。
しかも桐光と比べた場合,学校の方が1クラスの人数が2倍程度はいます。
私は何か困難なことが起きたとき,ひとつの言葉を頭に思い浮かべることにしています。
それは“And then?”です。
英語教師らしく,でも少し偉そうに英語で書きましたが,日本語にすると,
「じゃあどうする?」
というような意味になります。
しかしそうは言っても,日本の教育改革を私が担えるかといえば,そんなわけがありませんよね。
桐光教師として出来ることをやります。
それは“桐光生に集中環境を与え,あいさつや勉強への取り組みについてしつけ,周りの仲間の存在を自分への刺激に換えるよう促し,ちゃんと集団授業で成長できる子を育てる”ということです。
あらためてまじめなことを書いてしまいましたが,
このことはもう何年も桐光で当たり前のようにやってきています。
学校での様子まではわかりませんが,桐光生の授業中の取り組みの様子は他に誇れます。
やんちゃな子がたくさんいますが,桐光の授業中はカンペキです。
集団授業にどんな姿勢で臨めばいいかということをみんな知っていて,それを体現できています。
みんな出来ているので,新しく入ってくれた子もすぐにその当たり前の環境に適応します。
チェックテストがあれば満点近くとれるように準備してくるというアッパレな姿勢も,本部校の伝統になりつつあります。
まさにプラスの相乗効果ですね。
勉強の基本は学校の授業です。
その基本を忘れないように,そして最高の環境でプラスの勉強を提供してあげられるように,私たちは子どもたちにプラスになると思うことに全力で取り組んでいきます。
第1回 開催決定
"第1回 桐光漢字コンクール”
対象学年は小6で,冬の漢字検定で合格を勝ち取るためのプロジェクト第1弾です。
5月26日(金曜)午後6時~7時
昨年度は本部校 漢検受験者"全員合格”でした。
素晴らしすぎますよね。今年度の小6生にもその期待がかかります
桐光生(もっといえば本部校生)が,なぜ全員合格という快挙をなし得たか?
それは秘密です。
うそです。
秘密と言いながらも過去にはこのブログに書きましたので,お読みになりたい場合は【記事検索】のところに"漢検”と入力してお読みください。お手数をおかけしますが,この”秘密”はひとことでは書けませんのでご理解ください。
ただ一つ言えることは,この問題集をやればいいとか,単に勉強量を増やせばいいとかそういう単純なことではありません。桐光学院や私たち教師たちが作り出す教室の雰囲気,生徒たちのまじめさ,先生が教えたとおりにやる子どもたちの素直さ,厳選された教材,間違い直しの方法,タイミングよく実施される模擬試験など,あらゆる要因が全て全員合格につながっていきます。
つまり,そしてもしかしたら,他にはマネできないことなのかもしれませんね。
先生だって勉強している
私たち桐光の先生たちも新たな気持ちで仕事に臨んでいます。桐光の多くの教師にはそれなりに長い指導歴があります。私に限って言えば,英語一筋で12~13年教えてきているので,20~25単元ほどに分類できる各単元のどの部分を切り取っても文法の解説は出来るますし,静岡県入試に関しても,そのようなタイプの問題が出題されるか,またその問題に対してどんな知識と技術があれば対応できるかといったことも熟知しています。
でも…
★「あなたは静岡県で最高の英語教師ですか?」
もし私がそう問われたとしたら,
私「それはわかりません。少なくとも今よりもっと桐光生にとって良い教師,良い教師というのは,教えることで言えばもっとわかりやすく教えられる教師になりたい。また教師としてというより大人として言えば,塾生たちみんなをやるべきことに全力で立ち向かえるように導ける大人でありたい。」
そう答えると思います。
“最高の教師” 自らそう思うこと自体,謙虚さに欠けますよね。
つまり,先生にもまだ伸びしろがある。
そういうことになります。
穀雨を過ぎ,もうすぐ立夏も来るらしこの頃
先週から桐光の先生たちによる本気の授業研修が始まりました。
“塾生たちのために,もっと良い教え方はないか?”
“限られた時間内で,より効率的に出来ることは無いか?”
“誤解を与えるような表現を使っていないか?”
“この教え方を全教師が実践できているか?”
などなど,いろんな観点から厳しくチェックしていきます。
指導歴の多い少ないは関係ありません。
この指導研修には桐光の全ての教師が参加しています。
ベテラン教師だからといって,その長い指導歴にあぐらをかくようなことが無いように,指導歴が浅い教師でも自信を持って指導出来るように,連日特訓をしています。
勉強は子どもだけの仕事ではありません。
勉強は生まれ出でたもの全てが生涯にわたってしていく業です。
小中学生のみなさん!
「勉強しろ勉強しろ」と大人はうるさいなと思うこともあると思いますが,大人だってそれなりに毎日闘っているんです。周りの大人は,今自分(あなた)が頑張って出来ることしか言っていないはずですよ?
特進候補生対象「数学プレ演習」2日目 (福留)
こんにちは。
数学担当の福留です。
昨日20日(木)は,特進候補生を対象に「特進数学プレ演習」を行いました。
先週に引き続き,入試レベルの問題を解いています。
今回は,特に文章問題では問題文の読み取りを意識して解かせています。
普段解いている文章問題は,書いてある内容をすべて使って解くものがほとんどですが,入試問題では,文章の中でも使わない部分があったりします。
そういった問題を多くピックアップして解かせました。
どこを注意してみるべきかは,問題の種類によって異なります。
問題ごと,ポイントをおさえながら,問題演習をしています。
1回目で、入試の出題傾向が分かったうえで,今回はその問題の中でも、見たことのない出題方法のものを見た生徒たちは、改めて入試の奥深さを痛感したのではないでしょうか。
これで「特進数学プレ演習」は終了になります。
次,こういった問題を解くのは,「特進候補生」から「特進生」になった時。
今回,入試レベルの問題を解いた経験が,特進コースの問題を解く際にいきてもらえたらと思います。
福留
合格にはやっぱり理由があった
昨日,とてもうれしいことがありました。
まず話は1か月前にさかのぼりますが,
公立高校入試の合格発表のとき,実は結果が出るまで本当に心配な子がいました。
もちろん,50人近くの本部校の受験生すべての子に少なからず心配はありましたが,やはりどの子にも同じ気持ちがあるということはありません。桐光の教師は手分けして合格を確認するので,自分が合格発表の確認をする高校以外の結果については,その結果を知ることは出来ません。
私がいた南高校にいらっしゃったお母様から「〇〇くん合格したそうですよ!」と伝え聞き,彼の合格をいち早く知ることが出来たのでした。
そのときの喜びはまだ忘れ得ません。
さて昨日のうれしいことというのは,そのことさら心配だった子のことで,昨晩彼の入試結果を教えていただき,しかもとても良い成績だったとわかったことです。
静岡県の入試は“内申点(通信簿の成績[1~5の数字の合計])”と“当日の学力試験の結果”で決まることは当然知られていますが,どちらかというと内申点が高ければ最初から有利に戦うことができ,逆に同じ高校(学科)を受験した他のライバルよりも明らかに内申点が低いと不利極まりない戦いになりがちです。
内申点が低めの子はいわゆる“当日(の学力テストでいかに点数を取れるかという)勝負”に持ち込むしか合格の方法がありませんから,その戦いには緊張感と不安と神にすがる気持ちすら湧いてきます。
昨日見せてもらった点数が,本当によく取れていて,
「あぁ…やっぱりこれだけ当日のテストで取れてたから合格したんだな。」
そう思いました。
中1のまだ慣れない学校生活,中だるみしがちな中2,受験生と言われてもまだピンとこない中3,中学生のどの学年の子も日々頑張ることに懸命で,先のことまで考えて生きていないかもしれません。今やっていることがつらければ逃げたいと思うだろうし,今やっていることは楽しければそのことだけをずっと続けていたいと思うのも当たり前でしょう。
でも最終的な目標だけは忘れないでください。
入試は歓喜のるつぼであり,時には悲劇の舞台にもなります。
受験に登場人物はたくさんいます。
ご家族も桐光の先生も,お友達もその人の人生においては脇役です。
主役は自分だけです。
残念なこともひとつありました。
昨日中1でまた英語の速記テストをやりましたが,
全員で合格することは出来ませんでした。
だから来週も続けます。
自分ひとりで決めたことはいつでもやめられます。
ダイエットなんかもそうですね。
でもみんなでやろうと決めたことをやろうとする時,今までの自分にあった甘えが消えていく瞬間があると思いませんか?
本部校の集団授業の良さはそこにあります。
個別指導の塾でも,集団授業の塾でも,そういう環境があるか?
それこそが塾に大切なことだと思っています。
個別指導の塾がいいとか,集団授業の塾がいいとかそういうことではありません。
仲良しこよしで通っている友達も,桐光ではやるべきことに真正面から立ち向かう仲間です。
だから“桐光は頑張りいた子に向いた塾”そう思います。
来週必ず中1全員で合格しましょう。