桐光本部校 ブログ

~校舎のことや時々教師個人についてつづる天衣無縫の日記~

2016年12月

このあと9時から中3生の“年の瀬勉強会”が始まります。
って…
書こうと思ったら,昨日影山先生が書いてくれていたのでネタが被りそうになりました。
今日朝からやっている塾は,他塾さんはもちろん,ほかの桐光の校舎も含めてもそう多くはないでしょう。最後ぐらい,いやいや最後だって思い切り勉強してしまいます。
今日は,そして正月はずっと晴れの予報です。
素晴らしいですね。

桐光生はどの塾よりも塾で勉強しているはず。
そんな桐光戦士の唯一の心配は,桐光に来ない時間,桐光の先生がいない環境下でも同じように勉強に打ち込めるか?ということです。
もうだいぶ勉強することが板についてきてはいますが“正月”という響き,“連休”という安堵感が,今まで培ってきた勉強して当たり前という心に隙を作ってしまいそうで…。
「正月なんだから少しぐらいゆっくり…」
そんな親心はわかります。親御さんには,ぜひお子さんの心身を癒してあげて欲しいです。
ただ“ゼロの日”があってはいけないと思います。
勉強しなくていい日は無い。
私よりも,親御さんよりも,ほかの誰よりもそう思って毎日を過ごしてほしい。
本部校の中3生のみなさんには。

さて,そろそろ校舎で一番乗りを出迎えに行きますか。
申年最後の情熱授業の始まりです。
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12月28日(水)で年内の通常授業は終了となります。
年明けの授業は,1月5日(木)からとなります。

とはいっても

中学3年生

明日29日(木)は午前9時から『年の瀬勉強会』
そして午後からは『入試講習』

1月4日(水)は午後0時30分から『模擬試験』

中学1・2年生

1月4日(水)は『学調プレテスト』
1年Sクラスと2年Sクラスは,午後5時45分から
1年Aクラスと2年Aクラスは,午後8時から

中学生にとっては,ちょっとハードな年末年始
新しい年に向けてがんばりましょう

昨日天竜校で午後中3勉強会の担当をしました。
入試講習の前半は天竜校に入っていない私は,いわゆる“講習生”に会うのが昨日が初めてでした。ただ実際に本当に“はじめまして”だったのは一人だけで,あとの子たちは夏休みに一度会ったことがありました。
その講習生の中の一人Fさんは,まあとにかく明るくて学校の先生ウケもきっと学年で一番良いのではないかと思うタイプの子なので本当に印象深い子です。
でも私がその子に最も深く印象付けられたのは,こんな話を聞いた時でした。

F「先生!」
私「何だい?」
F「桐光っていいですよね!」
私「おぉ。ちなみにどういうところが良いの?」
F「集中して勉強できるし,先生も面白いです!」
(と,ここまではよくある会話です)

F「先生!」(あらためて大声で!)
私「なんだよ(笑) さっきからちゃんと話聞いてるから♪」
F「私,桐光(の授業)が無くて家で勉強するとき,桐光で勉強している雰囲気を感じたくて,一人で桐光の挨拶とかしてから勉強を始めているんですよ!」
私「本当に?」
F「本当ですよ!」
私「じゃあ,やる教科を変えるときは,もしかしてまた挨拶して終わったりするの?」
F「そうですよ!」
私「あぁそれはすごい!そして面白いしありがたいやばい,この話は一生忘れられないだろうな。」

長く教師をしていると,たまに劇的に印象深い子や,そういう出来事に出会います。
実際,この子の話をいまブログに書きながら,もう一人の印象深い子のことを思い出しました。
まあ,その話はまた別の機会に。

天竜校blog→
 http://tenryu.blog.jp/

中3生の中に,学校の三者面談で担任の先生に「当日(入試の点数)勝負だよ。点数さえ取れれば可能性はある」そういう言葉をもらっている子が少なくありません。
“点数さえ取れれば”
この言葉には一握りの希望と,心無い残酷さが共に内包されています。
だから私はこの言葉を面談で使うことは極力しません。
今まで数々のテストや模試を繰り返してきた中で,そのどのテストよりも“良い結果”を出すことが合格の条件になっている子にとって,いたずらに希望だけを残していくのは無責任だと思うからです。
この時期のここで言う“良い結果”というのは,点数が上がることではなく,他の受験生(ライバル),同じように頑張り始めている子を何人も、いや何十人も追い抜いていくことを意味しています。

「今の学力では第一志望の高校が正直なところ無理なのはわかっています。でもその高校に行きたい。1つでも偏差値の高い学校に合格したい。」
そういう中3生たちの声はしっかり私にも届いています。

点数をとる力をこれからつけていくことは簡単ではない。
だからあきらめるのか?
あきらめることを勧めるのか?
いいえ違います。

なぜそこが志望校なのか?
その高校を“受けること”が満足なのか?
この高校とこの高校,どちらでも同じ未来を夢見られるよ?
第二希望でもある程度満足できる気持ちは何パーセントぐらい心にあるのか?
じつは誰に何と言われようと第一希望を受ける気持ちだよね。じゃあ悔いなく頑張るだけだ!
自分のために判断しているのか?
親御さんのことを考えて判断しているのか?

面談では,それこそいろいろな価値観を確認したりぶつけ合ったりしています。
合格した時のこととそうではなかったときのことも一緒に考えて,挑戦することに価値を見出せるように話をしたり,時には新しい選択肢を提供しています。
今まで知らなかった高校のことを知ることで,今まで考えていなかった選択肢を考えることで希望を見出す子もいます。広がった選択肢の中でもう一度考えたけれど,やはりもともとの志望校を受験するという子もいるでしょう。
いずれにしても,最後に納得いく判断ができます。

昨日の面談では,なかなか厳しい内容になった面談もあれば,
新たな希望に満ちた笑顔になって帰っていった子もいます。

2016年最後の一週間は,受験生たちの人生を左右するものになっています。

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面(顔)を見ながら談じる(話す)
面談とはそういう意味なのでしょうか。
何を話すか?ということ以上に,例えば今やっている中3進路面談では,自分がどの高校に行きたいのか。またその高校に行くためにもう一段ギアを上げて頑張ることを誓うなど,受験生としての覚悟を見たいと思っています。メールやラインがコミュニケーションの多くを担っている昨今ですが,大事なことは面と向かって顔を見て語るのが一番相手に伝わります。

塾の授業も同じです。
映像授業をしている塾もあるそうですが,最初だけ新鮮に感じて良いでしょうね。
でも教師が伝えたいことは教師から直接聞くのが一番だと思いませんか?
映像に流れている情報でいいという子なら,いつでも見られるネット配信のサービスで十分な気がします。

今日は7件の面談をしてきました。
まだまだ今週も面談は続きます。
親愛なる塾生と親御さんが,納得して前に進めるように一生懸命話していきます。

先週の水曜ぐらいから,中3生が徐々に5教科全ての入試テキストを終えてきているのですが,なぜかAクラスの子や,Sクラスでも特進コースではない子から先に終わってきているのが今年度の傾向です。特進生には,添削課題の©確認テストや追試,標準模試の再テストなど他にも与えてはいるので,
“早く終わればいいのか?”
そうとも言えないと思います。
“じっくり進める方がよいのではないか?”
そういう考えもわかります。

しかし
一通りやり終えるのは早い方がいいし,
字を書くスピード,考えればわかる問題とそうでない問題とを判断するスピード,勉強をやろうと思ってから取り掛かるまでのスピード,いろんなスピードは速い方がいいです。
誰よりも早く自分がいまだに出来ない問題を自覚し,その出来なかった問題に何度も再チャレンジしていく方がよいということ。
じっくりやっても時間が経てば忘れるものなのですから。
テスト前にノートまとめだけを懸命にやっても成績が伸びないのはそういうことです。

昨日入試テキストを全てやり終えた女の子は社会が苦手です。
「社会のテキストを開いたら難しそうだったんで,最後にやろうと思ってすぐ閉じちゃいました。あはははは(笑) 社会が難しいからいけないですよ!」なんて,社会が明らかに遅れていたというのに,自分で自分のことを笑い飛ばしてしまう子です。
そんな彼女ですが,昨日その社会をやりきった後で,間違えた問題をすべて間違いノートに書き出してまとめていました。こういうまとめは有効です。自分が出来なかった問題だけを書き留めておくノートにはプライスレスの価値があります。

その子は特進コース生ではありませんが,中1~中3の今に至るまでずっと桐光のエースであり続けています。志望校の関係で特進生ではないので,毎回の特進模試のランキングにも名前はありませんが,いつその模試を受けたとしても,彼女に勝てる子は,本部校にも他の校舎にもそうそういないでしょう。

成績が良い子のことを“頭がいい”の一言で表現するのは自由ですが,
私は,学力が生まれつきの資質だけで決まるわけではないと確信しています。
塾生のみなさんには「なぜあの子は勉強が出来るのか?」「何をすれば追いつけるのか?」それを個々に考えながら,あるいは桐光の先生にアドバイスを求めていきながら勉強していってほしい。
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今日は朝から中3生の学力アップを図っています。
私は朝9時までに始まる仕事がある日は,早起きしてすき家の朝定食を食べてから出勤することが多いのですが,今日も竜洋のすき家で食べて,いつもより少し空いている道を運転して本部校に来ました。
なんでこんなに空いているんだろう?
そう一瞬思ったのですが,今日は祝日でしたね!
“祝日勉強会”
張り切ってみんな頑張っていました。

朝早くから来て脳を使ってっきたので,11時を過ぎるとお昼時が待ち遠しかったでしょうか。
なんとなく,最近のみなさんのお弁当がグレードアップしているように見えます。
入試も近づき,親御さんのお子さんへかける気持ちも増幅しているのかもしれません。
その気持ちに応えるべく,私たちも終日全力投球していきます!
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始まりました!
今日が講習の初日だという子がかなりたくさんいて,
夕方以降,本部校の校舎内は相当な熱量を帯びていました。

小学生たち
中1・中2の塾生&講習生
中3 TTSTグループ
中3 特進コース生

いろんなやる気が集いました。
いつもよりたくさんの子どもたちが校舎に来ていることは,いろいろなことからわかります。
たとえば,洗面所の手拭き用タオルがぬれてしまうのが早い。
トイレ待ちが増える。
授業開始時あいさつの声量が大きくなる。
自転車の台数や車送迎の数がドッと増える。

今日も元気なみなさんをお待ちしております。
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中3生は明日“朝練”ならぬ【祝日勉強会】を朝からやります!
12/23[金] 朝9時~午後4時30分
持ち物…昼食・入試テキスト

ただひたすら解き続けるとしたら,いったい何問解くことができるでしょうか?
500問?1000問?
他の塾の子たち,塾に通っていない子たちが午前中ゴロゴロしている間に,どれだけの差を付けられるか?そういう気持ちで臨めばワクワクしながらやれるはず!

そうは言っても,ただただ解き続けていると飽きてきそうなので,もしかしたら,抜き打ちでテストがあるかも?
あるかもしれませんね。私のことですから,あるかもしれませんよね…。

テストがあるから勉強する
宿題だからやる
ノルマのところまでやって終わり

「そんな受け身の姿勢では足りないよ。合格は向こうから近づいてこないよ。」と,何人かには先日の面談で話をしました。普段からの不断の努力がどの程度のものか,楽しみにしています!

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今日から講習が始まる学年(クラス)と,明日から始まる学年(クラス)があります。
故に,まだ講習は受付中ですので,主に東部中・南陽中学区の小中学生のみなさんで検討中の子,親御さんは大至急お問合せくださいね!


集中環境があなたを待っています!
外は寒いかもしれないけれど,ホッコリ暖かい教室が待っています!
楽しい仲間が待っています!
おもしろい本もあります!
来てよかったと思える授業があります!
ベテラン教師の快活な授業があります!
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今日は『冬至』

一年の中で最も夜が長い日ですね

これからが冬本番ですが 確実に春に向けて毎日少しずつ昼の時間が長くなっていきます

中学3年生はちょうど理科の授業で『天体』の単元を学習中

この単元に入るとき 興味を持たすため 宇宙について話をします
夜空

オリオン座を見たよ!

スバルはどのあたりにあるの?

人工衛星が見えた!(どうやら飛行機のようでしたが)

何日かたつと さまざまなリアクションがありました

だれかこの道のエキスパートとなり 将来大発見をしたときに

「影山先生の話が この道にすすむきっかけでした」

などと言ってもらうという 妄想を抱きながら

理科の授業をしています

昨日は3Aクラスで冬至の日の『柚子湯』や『かぼちゃ』のことを聞いてみました
ゆずかぼちゃ

3割くらいの子どもたちしかそのような風習について知りませんでした


今夜は 柚子とかぼちゃを用意してみてはいかがでしょうか

「先生こんにちは。俺です。覚えていますか?
その質問は,私たち教師を一瞬にして“焦りの極地”へといざないます。

何年か前に桐光を卒業していった子や,その親御さんたちの顔は,しばらくは覚えていますが,時が経過するほどに記憶があいまいになっていきます。でも私はどちらかというと塾生たちの顔や名前をずっと覚えているのが得意な方で,12年前に教えていた子でも名前も顔もほとんど覚えています。
でも昨日は無念なことに,思い出せませんでした。
名前の漢字が1文字だったこと。
水泳部だったことまでは思い出せましたが…
「ごめんね…名前は?」
とうとうその一言を言ってしまいました。

結局彼との思い出はすぐに復活して,天竜校へ向かう途中で15分もしゃべってしまいました。
その会話の中で彼が言っていたのは,
「俺ら友達の間でも言ってたんですけど,桐光にさえ入れば高校受かるよねって。宿題とか多いですけど,(桐光に)入ってたらなんとかなる塾だって知っていて,だから俺中3で大会が終わった後で入ったんですよ。途中でやめたKくんも,もう少しちゃんと宿題をやればよかったんですよね。」ということでした。

今にして,こんな風に思うことがあるようです。

たまにこうして,一緒に頑張った教え子(という名の戦友)と出合い頭に再会するのも嬉しいですね。
みんな必ず立派になっているから。
私も頑張ろうという気持ちになります。
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2年前の入試講習の時,決意をみんなの前でコミットしたのも良い思い出♪

冬休みの講習がもうすぐ始まります。
小学生から中学生まで,また多くの子が本部校に集って一緒にやれるのが楽しみです
各クラス・各学年,どの教室もまだ少し空きがあります。
自分だけこっそり,友達と元気に,静岡県学調・静岡県定着度に向かって頑張りましょう!
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猛勉Daysを含めて,中3生の今週後半から年末までの日程を発表します。
12/29まで教師も全速力で走り続けます!
毎日わずかに時間が違ってきている場合がありますので,お間違えないようにお願いします。
生徒には紙のスケジュール表を配布します。
遅刻・早退・欠席をする場合は,必ず(できればメールで)保護者様からのご連絡をお願いします。
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昨日私は,授業のある時間以外は中3生の進路面談が立て続けに入っていたのですが,急きょ1つ面談がなくなりました。そこで,上の教室で中3特進コース生が特進模試の追試を,その隣の教室で自主勉をしている子が来ていたのを知っていたので,その様子を確認しに行きがてら,福留先生がやっていた個別指導の教室に少しおじゃましてみました。

個別授業の単元は中1数学《円とおうぎ形》
私はもともと小学生の頃から算数が苦手で,中学生でも苦手を克服できませんでした。
昨日中1の個別に参加していた子たちの教材を見て「あ!これ,当時の僕なら出来なかった問題だ」そう思いました。少し応用の考え方を知らないと解けない問題もあったので,塾の先生ならどう教えるのだろう?そのようにかなり興味をもって,それこそ“生徒の目線で”福留先生の解説を聞いてみました。
とてもよくわかりました。

でも,塾生たちの様子を見ていると,さっきと似たような問題で手こずっている子もいました。
私には彼らの気持ちがわかります。
“さっき先生の解説を聞いた時はわかったのに,また間違えちゃった…あれ,どうやるんだっけ?”
そういう気持ちがわかります。
算数(数学)が苦手だったからです。

普通は塾の先生も学校の先生も,自分が割と得意な教科を教えているので,苦労して覚えた記憶をなかなか思い出す機会がありません。先生によっては,一度も大した苦労もしないで大人になった人もいるでしょう。また,そのように他人から見られる職業でもあります。

昨日の経験を通じてまた“苦手で苦しんでいる子の気持ち”をもう一度確かめながら授業をしようと思いました。昨日の個別指導は,参加していた桐光生,指導していた福留先生,予定外におじゃました私,校舎にいた全ての人間を成長させてくれました。
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