運動でも、音楽でも、絵画などでもそうなのですが、漫画や小説では「そして一か月後」などと描写される地味な練習の期間が現実にはあります。

この物語にならない期間が、成功するか失敗するかのカギです。

ここを乗り越えるのは、実際にやってみる前は想像できないキツさです。

慣れないことの基礎の確認や反復練習をコツコツ行うことは

なかなか、意志だけでは難しいものだからです。（中には鋼の意志の持ち主もいるでしょうけれど）

「頑張る！」

だけでは、なかなか乗り越えられない壁です。

そんなときは『習慣を変える』ことを試してみましょう。

・塾に一時間早く（何なら二時間早く）行ってみる
・携帯を一日1時間は親に預けて、その間だけ塾のテキストを解く
・30分だけ早く起きて、テキストを3ページだけ解く

自分に「ルール」を追加して「当たり前に」行うと、「さぁやろう」と始めるエネルギーを問題を解くことに回せます。

そうすると、継続が少し簡単になります。

一週間にやるべきことを一日分に分けて、「いつ、どのくらいやるか」を習慣に組み込むことで

なかなか乗り越えられない壁
が
なんとか乗り越えられる壁

に変わっていきます。

まずは最初の一回、まずは今日を変えていきましょう。

本人が自分でやり方を決められるのが理想ですが、もし自分でペースをつくることができていないようでしたら、保護者の方からアドバイスをしていただくか、我々にメール等でご相談いただければと思います。

中3生は、9日の火曜日がテキストチェック日です。


橋本