受験生用の入試直前のテキスト(国語)に『玉勝間』という随筆(古文)が載っています。

作者は本居宣長(歴史の教科書に載っているので注意)です。
本居宣長と言えば国学(これも歴史の教科書記載事項)の大家で『古事記伝』(これも歴史の教科書記載事項)を著しました。

以前、三重県の松阪市に行ったことがあります。
残念ながら松阪牛の食べ放題をするほど裕福ではありません。

宣長が松阪出身だからです。
宣長の旧宅や記念館に行ってきました。

テキストに掲載されている古文
常にかきかはす,消息文なども,文字 よみがたくては,いひやるすぢ,ゆきとほらず,(中略)ここよみがたしと,かへし問はんも,さすがになめしきやうなれば,ただ,おしはかりに心得ては,事違ひもするぞかし...


大意 だいたいの現代語訳
手紙とか読みにくい字だと,何が言いたいんだか,わからなくて困るわ。ここの字が読みにくいですよって返事を書くのも無作法に感じるので,だいたいこんな意味かな と推量して納得しては,事の行き違いもするものだよ。


テスト,特に受験の時には,「この字は何て読むの?」なんて聞いてくれませんから,綺麗な字を書く必要はありませんが,誰にでも(採点する先生にも)わかるような文字を書かないといけない。たとえ急いでいたとしても。

Festina Lente(ゆっくり急げ)