社会の勉強をしていると,アルファベットの略語がよく出てきますね。


ASEAN(東南アジア諸国連合)
OPEC(石油輸出国機構)
EU(ヨーロッパ連合)
GDP(国内総生産)
AU(アフリカ連合)
UNESCO(国連教育科学文化機関)
ODA(政府開発援助)

などなど...

これらの略語は頭字語(とうじご)と言います。

例えばASEANは,(Association of South-East Asian Nations)ということで,単語の頭(かしら)文字をつなげています。


この頭字語は読み方によって,2種類に分類されることがあります。

その1 イニシャリズム(1文字ずつアルファベットのまま読む)
EU(イーユー)AU(エーユー)GDP(ジーディーピー)ODA(オーディーエー)


その2 アクロニム(アルファベットを通常の単語のように発音して読む)
ASEAN(アセアン)OPEC(オペック)UNESCO(ユネスコ)


ところで,新型コロナウイルス肺炎の関連で話題になっているのが,世界保健機関(World Health Organization)。頭字語はWHOです。

WHO(世界保健機関)はイニシャリズムで読みますよ。
誰ですか?アクロニムで読んでしまった人は。

ちなみに,中2の国語の教科書に「黄鶴楼にて孟浩然の広陵に之くを送る」という李白の漢詩が載っていますが,その黄鶴楼は武漢市にあります。

武漢のことが心配です。新型コロナウイルス肺炎は,"もう来ねんで"と祈りたい。