日曜日に,長時間の勉強をしてみました。

受験生の気持ちを味わうために。

自分の担当科目だと,勉強ではなく仕事になってしまう。

担当科目以外の教科の大学入試用のテキストを解きました。

(50分勉強+5分休憩)×12セット

600分=10時間ほど。

暇やな。


その中で,勉強のやり方(問題演習の仕方)について,

しみじみと感じたことがありました。

以下 具体的に書きます。


1 解くか解かないかを すぐに決める(即断即決)
時間がもったいない。パッと見て解けそうならばチャレンジ。少し考えて手がつかないもの,解くための方針が頭にうかばないものは とばす(もちろん,最低限 いろいろ試したり書いたりした後でとばす)。決められた時間内にできるだけ多くの問題を解く。

2 とばす問題が多い分野はインプットのやり直し
何年ぶりに解くのや?という分野もあって,とばしまくりのページもあった。そういうときには参考書等を使ってインプットのやり直しをした。皆さんも,そのページの半分以上の問題が とばし になっている場合は,教科書等を読んでインプットのやり直しをしよう。そうしないとせっかくの問題演習が作業になってしまう。

3 問題集の1ページが終わったら答え合わせ
複数ページ進めた後で答え合わせをすると,最初のほうのページで,自分は この問題を どのように考えたか という記憶が薄れてしまう。だから,1ページごとに答え合わせ。

4 問題を分類する
A・・・正解。模範解答を見たら考え方も合っていた。
B・・・正解。実は何となく解いた。勘でやった。たまたま。まぐれ。
C・・・不正解。考え方は合っていたがミスした。答え方を間違えていた。
D・・・不正解。考え方が違っていた。全くの見当はずれ。
Bが危ない。できた気になっている。テスト本番で似たような問題が出た時に,自分の頭の上に神が降りたってくれる可能性は低い。

5 黒歴史ノートの活用
黒歴史ノート・・・こちらのブログに書きました(クリックすると記事を読めます)→北浜校ブログ

6 休憩後の勉強の最初は前の時間の見直し
どんなにすごいアスリートでも,いきなりトップスピードを出せるわけがない。準備運動をしないといけない。だから勉強時間の最初に,前の時間の見直し(黒歴史ノートの見直し)をして,「準備運動」をする。記憶の定着 という面でも役に立つ。

7 「やる気」というものは存在しない
基本的に面倒なことは大嫌いです。休みの日には布団から出たくないくらいです。が,1日10時間ほど勉強できました(大学受験の時にやっときゃよかったね)。前にも書きましたが,「やる気」などという物質は存在しません。やり始めた人にのみ,「やる気のようなもの」が出てくる。ただそれだけです。