桐光では英検の受験者の募集をしていないので、漢検のように合格対策をしてあげられませんが、私には英検に関しても豊富な指導経験があるので、的確なアドバイスをすることは出来ます。

これから大学入試でも英検の重要性が増すということで、注目度が上がっていますね。来月から、今年度最後の第3回英検の申込期間が始まりますので、少しだけそのことについて書いていこうと思います。
まず、英検は3年前(2016年度)に大きな変革がありました。
それまで一次試験は、回答が全て記号のマークシート方式だったので、《語の定》と銘打った検定にも関わらず、アルファベットを1文字も書かないテストでした。
しかし!
その3年前の改訂により【ライティングテスト(英作文)】が組み込まれました。
(その代わりに並べ替え問題は削除)

読解問題の配点が減り、新たに組み込まれたライティング(英作文)の要素に占める配点が大きく増えました。つまり、英会話教室などに通い、なんとなく他の子よりも英語を多く知っていればいいとか、他の技能が多少苦手でもリスニング(放送問題)が特に得意なのでそこで得点をかせぐというようなことができなくなりました。つまり、より《英語を使える・英語で表現できる》そのことを重視したものに変貌したということです。

ではどうすればいいか?

本当は、本当はというのは、理想としてはということですが、《読む》《聴く》《話す》《書く》の4技能をトータルで向上させれば良いですよね。確実に合格出来ます。でも限られた期間で全ての能力を向上させるのは至難の業です。それゆえ、私は合格への学習目標をこう定めるのが良いと思います。
それは…
~知っている単語・思い出せる例文を増やす~

知らない言葉があるとお手上げです。
もし知らない単語があれば、文脈から類推して正しく判断していくのは相当困難です。そこで、自主勉強する時にオススメな参考書(問題集)はこういうタイプです。(画像を参照してください)

熟語・例文・文法のまとめがあるもの
ライティング対策がしっかりしているもの


ただ過去問だけが載っている問題集はオススメできません。
また、3年以上前に買って、お兄ちゃんやお姉ちゃんが使っていた問題集よりも、新方式に対応しているものの方がオススメです。

本部校の生徒さんで、もし英検を受ける時は、私に一声かけてもらえれば、合格までの的確な勉強方法をアドバイスします。

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