東京に 知る人ぞ知る 東大受験専門の塾があります。


特別な学校(偏差値が極めて高い中学・高校)に通っている人しか通えない塾。


現役東大生か東大卒の人しか,そこの講師になれない。


どんな指導をしているのか 気になります。


その塾で,模試の後に生徒へ配布した文書を見る機会がありました。


それをそのまま ここに書くのは問題がありますし,どぎつい表現もありますので,意訳,一部省略した形でかきます。


君が読めるかどうかは心底どうでもよい。
採点者が読めるかどうか,それがすべて。
一回読んだだけで,何がいいたいのか 採点者に無理なく分かるような答案を作成しなくてはならない。
単に答えを出すことが重要なのではないということを
何度も何度も  (「何度も」が以後100回以上続きますので省略)  話してきているはずなのに,まるでこちらの考えに反抗するかのように,指摘したことを無視した答案がいまだに存在する。
精神的に向上心のないものは馬鹿だ
(←最後のセリフは夏目漱石の『こころ』という小説の非常に有名な一節を使っています)



↑マイルドに書き換えたつもりですが,それでも言葉はキツイですね。


しかし,言いたいことはわかる,非常にわかる。


国社理の記述式の答えを書くときには,「読む相手(採点者)にわかるように」ということを意識しないといけない。


テストのときだけではなく,問題演習をするときでもそれは言える。


書いたら読み返す。


読み返して,本当に相手に通じるだろうかと考える。


通じるかどうか不安だったら,国社は私に聞いてださい。


受験に向けて,そういう勉強をしていかないといけない。