心理学の実験・論文から・・・

「努力」をほめられた生徒は,難しい問題でも熱心に取り組み成績が伸びた。
「知性」をほめられた生徒は,自分を賢く見せることに気を取られ,失敗すると挫折しやすく,難問に挑んで間違いをおかすというリスクを避けるようになった。
        とのこと。

こういう実験を日本でやるのには無理があるので,これはアメリカでの実験の結果です。
また,あくまでも このようになる確率が高いということであり,必ずそうなるというわけではありません。

何をほめるのか? どこをほめるのか? 何のためにほめるのか? いつほめるのか?
非常に考えさせられます。


もちろん「結果」が重要なのは百も承知です。生徒をほめることが大切なことも知っています。
しかし,長い目で見たときには,現時点での知性という結果をほめることよりも「努力という過程・プロセス」をほめることが,生徒にとってプラスになる確率が高いのならば,そちらを見ていかなくてはならないと感じます。

「努力の跡」を見つけるのには,それ相応の観察眼が必要で,教師がそういう目を養っていかなくてはならないとも感じています。