先日,知人のお子さんの学習指導をして参りました。
私の住んでいるところからその方のご自宅まで,往復で2時間半以上かかりますが,行ってきました。一緒に勉強した時間は2時間でしたが...
詳細はこちらのブログ 
http://kitahama.blog.jp/archives/1074078625.html

帰りに「浪曲会に行きませんか?」とお誘いを受けました。
初めて聞いた浪曲。素晴らしい芸でした。いい経験をさせてもらいました。

あとで調べましたら,都内で その浪曲師の方の浪曲会が開催されたときには,チケットを取るのが難しいとか。むべなるかな。

こういう芸は,芸そのものを楽しむ気持ちが半分と,学ぶべきことはないかと考える気持ち半分で見るようにしています。

本題に入る前の場の温め方,話すときの間や表情,相手に合わせた話の進め方...

「話す・伝える」ということを仕事にしていますので,学ぶべき点,授業に生かすべき点を非常に多く見つけました。

ところで,その浪曲会で「通」の方が,掛け声をかけていました。歌舞伎と似ています。
「よっ待ってました!」 「たっぷり!」
たっぷり は,時間を気にせず,たっぷりと芸を見せてほしい,という意味です。

この「たっぷり」を校舎でも はやらせようかなぁと一瞬だけ考えました。

私「今から,今週の宿題を言いますね」
生徒「たぁ~っぷり!」
はやらせるには,時間がかかりそうです。