昨日は浜名模試を実施しました。
明日は特進コースの模試があります。
あさってには、標準模試の結果が判明します。
来週末はまた次の標準模試があります。
中3はそれぞれの目標・立場に応じてテストが続いています。

その中でも特進コース生は一番多くの模試を経験します。
なぜか?
そもそも特進コースというサポートをしているのはなぜか?
それは…
【多数の不合格が出る可能性が高いのは偏差値上位の高校】だからです。
何回かブログにも書いてきていますが、浜松南高校以上の偏差値が必要な高校の平均の合格率は【83%】程度です。どれだけ受験生が勉強を頑張ろうと、結果として上位高校を受験する子が仮に100人いたとしたら17人が落ちてしまう現実があるのです。我が桐光は、これまで積み上げた特進コース指導の成果でその上位高校合格率を【95~96%】まで上げてきましたが、それでもまだ100%ではありません。市立高校や浜松北高校のように100人単位で不合格がでる高校もあるので、100%合格というのは相当困難なミッションではあります。

さて、模試には毎回4時間を費やします。
テストに4時間、勉強に4時間、どっちが時間を有効に使えているのだろう?私も学生の頃はそういういわゆる【素朴な疑問】が頭の中に浮かんできたことがあります。桐光ではテストの経験値を増やす方に舵をきっています。理由は幾つかあるでしょうが、私は特進模試の意義についてはこのように考えています。

①他中学のトップレベルと競える
2学期にも3回、3学期はほぼ毎週のように特進コースの模試があるので、自分の中学内順位でなく、他の学区の子たちを含めた本当の入試のような形で自分の現状を把握できます。

②タイムマネジメントの達人になれる
受検レベルの問題を解く機会が格段に多くなります。難問に時間を消費しすぎないようにしたり、解く順番を変更するなど工夫したり、自らの受験生としての力が上がるだけでなく、毎回採点してくれる先生にアドバイスをもらえます。毎週こんな経験が出来るのは桐光だけ。試しに他の塾に通う中3生の知り合いの親御さんに尋ねてみるとよいと思います。受検の練習をどれだけしているか。受検のサポートを具体的にどれだけ受けているかを。(もし耳寄りな情報があれば、こっそり私に教えてください[^-^;])

③自分の未熟さに気付ける
長時間集中して机に向かうのが得意な子がいます。きれいにノートまとめするのが得意な子もいます。でも自分の今している勉強が何か実力向上に結び付いたのか?勉強が自己満足になっていないか?今している勉強量・勉強の方法でよいのか?そういうひとつひとつを確認するには、特進模試のようなテストで知る以外に方法はありません。入試レベルというのは、今までの問題と難易度が違います。中2まで学年トップ5に入っていた子でも、入試レベルの問題になると5教科で170点程度しかとれなくなる場合もあります。

最後に、
来年度の特進コース候補になりたい現中2とその親御さんに、
あらためてその加入条件をお知らせします。

条件①中2の県学調の点数が基準を越えていること
条件②中2の三学期内申点が基準を越えていること
条件③週2日(全科)で通塾していること
条件④上位偏差値の志望校合格に強い意志があること
※学調及び内申点の基準についてはまだ決定していません。

来年度の特進コース選抜は、4月中旬を予定しています。

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