昨日は中間テスト前の【最終調整】でした。
生徒各々が,自分にとって心配な教科や,最後にやっておきたい教材を選んで勉強出来たり,先生が最後の最後にもう一度教える機会を設けたりするまさに【最終調整】です。そして実はこの【最終調整】という言葉は桐光全体で使われているわけでなく,本部校の伝統的な表現です。以前一緒に組んで指導をしていたA先生が使っていたのを私が引き継ぎました。結構気に入っています。

さて,昨日は特に中3の子たちの様子がいつもと違っていたように感じます。ここ2週間,私たち桐光教師も彼らに相当プレッシャーをかけてきたからかもしれませんが,このテスト直前の時間だけは,残っていた中3がみんな普段の桐光とは違う(少し自由な)雰囲気を満喫しているように見えました。

勉強を得意な子が,まだ「わからないところがある」という仲間を教えていたり,みんなで集って一緒に理解しようとしたり,一度わかったつもりになったけれど,もう一度あの友達に教えてもらおうとか,3階にいる杉山先生にもう一度(数学の)質問にいくかどうか迷ったけれど,とりあえず止めて頑張って解いてみたり,テストを作成する学校の先生の傾向をお互いに情報を出し合って予想してみたり…。

授業終了後,残って勉強していた子たちだけの,
なんだか特別な空間になっていました。

みんな充実した時間だったようです。

「今の自分にはこういう時間が必要なんですよ(^-^)」
「教えるのって楽しいですね♪」
「人に教えたのに,自分のためにもなった気がします。」
「わからないところがあったらもう一度教えるよ?」


夜遅いし帰る時間だから仕方ないけど,なんか帰りたくない。
この時間がもう少し続けばいいのに。
そんな心地だったのかな?

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