昨日の中1の授業で,テスト範囲の「教科書一問一答」を配布しました。
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社会が大好きでどんどん問題を解いていける子もいれば,記憶が曖昧な子もいます。

どんどん解ける子には・・・
間違ったところについてアドバイスします。
例えば「飛鳥文化」と「天平文化」の区別がついていなければ,その違いについて個人的に話をします。

記憶が曖昧な子には・・・
「覚えろ~」とか私が言って覚えられるのならば,こんなに楽なことはない。
そもそも自分なりの覚え方の工夫が確立されていないから記憶が曖昧なわけですし。
「こういう手順で覚えたら?」と,覚え方の手順をそれぞれの生徒の横で一人一人アドバイスしていきました。一度に覚える分量の指示も相手を見て変えています。(効率も考えています)

テスト対策期間に,私の授業では黒板を使う回数が減ります。
板書をして全体に向けて説明をしたほうが楽なのですが,教室内をグルグル回って,一人一人を見て声をかけてアドバイスするようにしています。

そうすると,全体説明ではなかなか見えなかった一人一人の理解度,記憶する工夫や力,頭の中でわかっていることを文章化する力などが非常によくわかります。それがまた,全体授業での説明に生きていきます。