この間,東部中・南陽中学区ではない中学に通う中3生の親御さんとお話する機会がありました。桐光に入塾を検討されているとのことで,中3なので受験を見据えているのだそうです。しかしその子にいくつか心配なことがあり,結果的に入塾には至らなかったのですが,その会話の中である意味では嬉しいものの,それ以上に驚く内容を聞くことになりました。
その子(仮名Aさん)は家庭教師の先生をつけているそうですが,勉強量も少なく週に1度の指導では成績が全く上がらない状況。挙句の果てにはマンツーマンで見てくれているその先生とも反りが合わず親御さんも困り果てていたそうです。そしてその家庭教師の先生とこんな話になったそうです。

教「お母さん,Aさんにとっては,もう僕がいてもいなくてもどっちでもいいですね。私ももう成績を上げる自信がありません。宿題はやらないし態度もあまり良くない。」
親「すみません…ではこの子はどうしたらよいでしょうか?勉強が遅れているので,近くにある個別指導塾にでもお任せするのがよいでしょうか?」
教「いやいや,個別指導塾よりも桐光学院がいいと思います。」
親「桐光?知りませんけどなぜ良いのですか?」
教「一番のオススメポイントは,たくさん勉強をさせてくれる塾だということです。あそこは宿題も出るし,それを先生がチェックしてくれる。5教科指導もしています。とにかく他のどの塾に入れるよりも,この子は勉強をするようになりますよきっと。」

そういうわけで,桐光に来て話を聞こうと思ったそうです。
私はその子のことももちろん気になりましたが,それ以上にその家庭教師の先生がいったい誰なのかを知りたくて仕方がありませんでした。なぜ桐光学院をこんなに好意的に推してくれるのか?なぜ桐光学院の特長についてこれほど詳しいのか?

まるでうちの“回し者”のような家庭教師の先生ですよね。
でも思い当たる人がいません。
学区内の方々だけでなく,その周辺地域まで桐光の“らしさ”は伝わっているということでしょうか。ちょっとは残りますが,ある意味では嬉しい出来事でした。

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