本部校中3生には,学調テキスト(1回目)の最終終了期限を定めていませんが,きっとAクラスの子も含めて今月中にほぼ全員1冊目は終わるのではないでしょうか。聞くところによれば,北浜校や竜洋校の頑張り屋さんも,とても早く仕上がっています。ただ私は持論として“やるべき宿題は早く終えることが至上だ”という考えを持っているわけではないことをお伝えしておきます。
本部校中3の中には,特に社会も問題については,用語集を見ながら1ページ終えるのに20分以上かけている子もいます。わからない事柄に真正面から向き合っている子たちの頑張りを見ていて,胸が熱くなります。早く進めたい気持ちは当然あるけれど,あえて時間がかかっても自分のためになる方法で勉強をするのは楽なことではないからです。
一方で,宿題の進みの遅い子の中には“単に勉強量不足で遅い”という子も少なくありません。その原因は起きる時間が問題なのか,体調面か,それとも家族の用事か部活動なのかはわかりませんが,結果が全ての受験において,“合格するために勉強をすることを約束した”自分に対して言い訳をしなくてもよい毎日を過ごすことが重要です。志望校を受験したい子の最低限の行動だと思います。

早く終わった子は2冊目のテキストに取り組んでいます。
1冊目と同じテキストでもう一度おさらいをしたい子。もう一段難しいテキストをもらいたい子など希望も様々。その子その子に合わせて対応しています。

本当の勉強はその2冊目のテキストに入ってからです。
最初にわからなくて間違えた問題や単元を克服できているかどうか?
それが試されるからです。
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