アンケート結果の続きです。
今度は普段の勉強量ではなく,期末テスト2週間前からの“テスト対策期間”についての勉強量の質問でした。「いつも通り」という子がいたことに当初驚きましたが,考え方によっては,テスト前かそうでないかに関わらず自分のペースでコツコツやれていたのかもしれない(いい意味で)。そうに違いない。そう信じたい。少しだけそう思いましたが,ほとんどの子はやはり勉強量が増えていますね。ただ,この“増えた”という勉強が何を指しているかはわかりません。桐光の対策授業に来る回数が増えてそう思っていたのかもしれません。基本的には家庭学習の時間について尋ねましたから,桐光でもらう宿題(ズバトコ中心)をやる分は少なくとも勉強量として増えたはずです。
でも一番心配なのはそのズバトコへの取り組みだけで「いつもより勉強した」「やったからOK」そう思っていないかということです。先日も何人かの塾生,親御さんとの三者面談をしましたが,【宿題はひとまず終わっていればいい】という甘い考えでいる子もまだまだ多くいることがわかりました。宿題を通して学力を上げよう!そういう意識での取り組みが望まれます。

今後の私たち教師の課題としては,与えた宿題を意味のあるやり方でやっているかをチェックしていくことです。チェックとは簡単に言えばテストですね。これから暑い夏がやってきて外でやる部活動に所属している子は特に大変ですが,学校が長い休みに入る7月8月は,最優先を勉強にして頑張ってもらいましょう。
中1アンケート (3)
中1アンケート (4)