昨日はうれしいことが2つありました。
春の入試で見事に合格した子たちのことです。
まずは,高校入試で首席で合格したことがわかったことです。
首席はご存知のように,入学試験や卒業試験等で受験者中1位を取った子のことで,入学試験であれば入学式に,卒業のタイミングあれば卒業式の時に学年代表として挨拶をする栄誉が与えられます。もちろん私のように元々あがり症の人はその話がきても断ることが出来るので,学年代表スピーチが全て首席の学生が務めているかといえばそうでない場合もあるようですが。
彼女は圧倒的な学力で入試に臨んだので,入試の前から首席の期待はしていましたが,それを見事に達成してくれたことを,あらためてうれしく思いました。

そして二人目はまた違う高校に合格した子ですが,昨日自宅からはかなり遠回りになるのに,道路も逆側を走ってきたのに本部校まで来てくれた子のこと。この子は中2の夏に本部校に入塾してくれた子で,当時の私は少し悩んだことがあります。夏期講習が始まるや否やすぐに“入塾願書”を持ってきてくれたのですが,初めて担当した講習のとき,基礎学力が足りな過ぎたのか,発表するのが恥ずかしかったのはわかりませんが,とにかく何を尋ねても答えられない子だったのです。
桐光には入塾テストがありませんが,それにしても「このまま入塾してもらって大丈夫だろうか?」と本当に心配をしていたのです。でも結果的にはこの一か月半後,この子は2学期の中間テストで,桐光に入る前の点数から70点アップを果たしました。
そして月日は過ぎてこの子も高校1年生。
なんと高校で最初のテストで学年7位だったというのです。
今頑張っている子たちに私たちの気持ちが集中しているのは当たり前ですが,こうして本部校で必死になって成果を出した子が高校でも輝いている話を聞くのも好きです。