昨年度に卒塾していった子たちが高校に入学し,春休みから桐光に入ってくれた新加入の子たちも少し桐光に慣れてきた今日この頃。
私たち桐光の先生たちも新たな気持ちで仕事に臨んでいます。桐光の多くの教師にはそれなりに長い指導歴があります。私に限って言えば,英語一筋で12~13年教えてきているので,20~25単元ほどに分類できる各単元のどの部分を切り取っても文法の解説は出来るますし,静岡県入試に関しても,そのようなタイプの問題が出題されるか,またその問題に対してどんな知識と技術があれば対応できるかといったことも熟知しています。
でも…
★「あなたは静岡県で最高の英語教師ですか?」
もし私がそう問われたとしたら,
私「それはわかりません。少なくとも今よりもっと桐光生にとって良い教師,良い教師というのは,教えることで言えばもっとわかりやすく教えられる教師になりたい。また教師としてというより大人として言えば,塾生たちみんなをやるべきことに全力で立ち向かえるように導ける大人でありたい。」

そう答えると思います。
“最高の教師” 自らそう思うこと自体,謙虚さに欠けますよね。

つまり,先生にもまだ伸びしろがある
そういうことになります。
穀雨を過ぎ,もうすぐ立夏も来るらしこの頃
先週から桐光の先生たちによる本気の授業研修が始まりました。

“塾生たちのために,もっと良い教え方はないか?”
“限られた時間内で,より効率的に出来ることは無いか?”
“誤解を与えるような表現を使っていないか?”
“この教え方を全教師が実践できているか?”


などなど,いろんな観点から厳しくチェックしていきます。
指導歴の多い少ないは関係ありません。
この指導研修には桐光の全ての教師が参加しています。
ベテラン教師だからといって,その長い指導歴にあぐらをかくようなことが無いように,指導歴が浅い教師でも自信を持って指導出来るように,連日特訓をしています。

勉強は子どもだけの仕事ではありません。
勉強は生まれ出でたもの全てが生涯にわたってしていく業です。

小中学生のみなさん!
「勉強しろ勉強しろ」と大人はうるさいなと思うこともあると思いますが,大人だってそれなりに毎日闘っているんです。周りの大人は,今自分(あなた)が頑張って出来ることしか言っていないはずですよ?