今,桐光の中学生はチェックテストの結果のことでかなり盛り上がっています。理社確認テストは,桐光全ての校舎で18グループある中で各学年10位以内に入れるかどうかのせめぎ合いですし,私が担当する英語は,本部校を抜こうと他の校舎の生徒たちも必死に頑張っています。

1位になるのは教師としても嬉しいことです。
自分が教えている子たちが好成績を出す。
好成績を出すということは,その裏に必ず努力があるから。
もちろん,いやもちろんとは言いたくありませんが,いまだに十分な備え(勉強)をせずに塾へ来てしまい不合格になる子はいます。でも私はもう2週間ぐらい前から,そうですね,まだ春休みの講習をしている間になるかと思いますが,一部の生徒には逆の指示をしてきました。
その逆の指示というのは…
私「もっと勉強時間を減らそう」
ということです。

誤解の無いようにお伝えしますが,
日ごろの勉強量を減らそうというわけではありません。
英単語テストや理社チェックテストなど,テスト範囲をしっかり勉強すれば合格できるテストに対して今までのように,【今まで】とは春休みの間という意味ですが,たとえ英語が苦手だからといって2時間以上もひたすら書き取りをするとか,毎日1時間そのためだけに勉強する時間は減らそうということです。
春休みの間は学校の授業がありませんし,部活も試合が減ったり,練習があってもいつもより早く終わったり,午前または午後で終わったりすることが多いですね。
だから十分にチェックテストの勉強に充てる時間があります。
多少時間の使い方が悪くても,塾が始まる夜までには間に合います。でも学校が始まってからも“いつも合格する学習習慣”は継続できないと困るのです。
だから,集中して短時間で覚えられるようにしていく。
今まで1時間の勉強で合格してきているなら,
今回から例えば40分の勉強で合格するのを目標にする。
テスト勉強は今までよりも集中して,あるいは工夫をして取り組む。
そういう指導もしてきています。
授業