月曜日には、中2を対象に社会の補習授業を行いました。

「学年末フォロー」としての補習ですが、学年末テスト自体のテスト反省は、学校でもやっていますので、今回の補習では、「新中3」に向けての補習授業という位置づけて授業をしました。

中3、つまり受験生にこれからなる子たちに、実際の入試問題を示して考えてもらいました。そして、入試問題でも最近勉強した範囲の知識で、解ける問題が多いことを実感してもらいました。

たとえば、江戸時代の政治改革を比較して、他とは違う動きをしている改革について説明する問題がありました。単に記述の問題だということだけでも、中2には難しく感じられる問題のはずですが、補習に参加してくれた子たちは、何とか答えを書くことができていました(満点の答案か、減点されるか、間違いかは、ここでは考えません。とにかく手が動いていることが大事です。)

これは、江戸時代の政治改革を習ったのは比較的最近で、さらに、短い期間での出来事を比較する問題でだったこともあり、何とか答案が書けたのだと思います。

ところが、すでに習った他の時代の事項を選択肢に入れられると、とたんに分からなくなります。

Microsoft Word - 文書 142




こんな風に、室町時代、江戸時代、明治時代とさまざまな時代が出てくる選択肢になると、判断がつかなくなってしまいます。今もっている知識がまだまだしっかり定着してはいないということですね。

こんなところを、問題を一緒に解きながら、一つ一つ整理していきました。「入試問題」を必要以上に恐れる必要はないけれど、攻略するにはまだまだ勉強が必要だということは分かってもらえたのではないかと思います。
IMG_8036





IMG_8035