面談前に書いたかどうか忘れ…また書きたくなりました

2016年12月26日

当日点数を取れば合格できる?

中3生の中に,学校の三者面談で担任の先生に「当日(入試の点数)勝負だよ。点数さえ取れれば可能性はある」そういう言葉をもらっている子が少なくありません。
“点数さえ取れれば”
この言葉には一握りの希望と,心無い残酷さが共に内包されています。
だから私はこの言葉を面談で使うことは極力しません。
今まで数々のテストや模試を繰り返してきた中で,そのどのテストよりも“良い結果”を出すことが合格の条件になっている子にとって,いたずらに希望だけを残していくのは無責任だと思うからです。
この時期のここで言う“良い結果”というのは,点数が上がることではなく,他の受験生(ライバル),同じように頑張り始めている子を何人も、いや何十人も追い抜いていくことを意味しています。

「今の学力では第一志望の高校が正直なところ無理なのはわかっています。でもその高校に行きたい。1つでも偏差値の高い学校に合格したい。」
そういう中3生たちの声はしっかり私にも届いています。

点数をとる力をこれからつけていくことは簡単ではない。
だからあきらめるのか?
あきらめることを勧めるのか?
いいえ違います。

なぜそこが志望校なのか?
その高校を“受けること”が満足なのか?
この高校とこの高校,どちらでも同じ未来を夢見られるよ?
第二希望でもある程度満足できる気持ちは何パーセントぐらい心にあるのか?
じつは誰に何と言われようと第一希望を受ける気持ちだよね。じゃあ悔いなく頑張るだけだ!
自分のために判断しているのか?
親御さんのことを考えて判断しているのか?

面談では,それこそいろいろな価値観を確認したりぶつけ合ったりしています。
合格した時のこととそうではなかったときのことも一緒に考えて,挑戦することに価値を見出せるように話をしたり,時には新しい選択肢を提供しています。
今まで知らなかった高校のことを知ることで,今まで考えていなかった選択肢を考えることで希望を見出す子もいます。広がった選択肢の中でもう一度考えたけれど,やはりもともとの志望校を受験するという子もいるでしょう。
いずれにしても,最後に納得いく判断ができます。

昨日の面談では,なかなか厳しい内容になった面談もあれば,
新たな希望に満ちた笑顔になって帰っていった子もいます。

2016年最後の一週間は,受験生たちの人生を左右するものになっています。

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homb at 12:01│TrackBack(0)中学生 

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