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2016年10月29日

字が悪い

私は字にこだわりがあります。
まだ小学生や中学生だったころ,いわゆる“懸賞”が好きで,自分や親が買っていた雑誌のプレゼント応募のハガキを書きまくっていました。
そのときどういう気持ちで書いていたかと」いうと,
“気持ちを入れて丁寧な字で,相手(賞品スポンサー)が喜びそうなひとことをプラスして書いたほうが当たる!” というもので,最初のうちはなんの根拠もなくそう信じて,指が痛くなるぐらい一生懸命ハガキを書いて,親から切手を何枚ももらって送り続けていました。
当時の私も,今の小中学生と同じでゲームが大好きでした。
ほしいゲームがあればまず親にねだる…ではなく,まず懸賞で当てようとしていました。でもみなさんもご存知だと思いますが,懸賞でゲームとか,数千円する同じぐらいの電化製品もそうですが,その値段の賞品となると全国で当選者は1名~3名,応募券がある懸賞でも5名ほどという場合がほとんどです。
でも私は1名のものでも3名のものでも当てることができました。
もう少し小さな当選も含めると,結構たくさんのものが当たっていたと思います。
そしてまだ若かった私は確信したのです。
“気持ちを入れて丁寧な字で,何か1つプラスして書いたから当たった!”

実際のところ,私の数々の懸賞当選は単に運が良かっただけなのかもしれません。
でも,
「もしかしたら書いてあることを見て決めてくれるかもしれない。」
「もし見てくれるとしたら,僕のこのメッセージは良いんじゃないか?」
当時の私は,成功(当選)を求めてその可能性にかけていた気がします。

最近,特に中3生の答案を見ていて思います。
「これが本気で頑張ろうとしている子の字だろうか?」

私も教師としてだいぶ長い指導歴を重ねてきましたが,その子がどのぐらい勉強に本気なのか,わかることもあれば,最後までわからないこともあります。

でも字は語ります。
その人間のやる気の温度を。

そして字は変えます。
その人間のやる気の質を。(良くも悪くも)
その人間が求めている結果を。(良くも悪くも)
私が今確信していることはそういうことです。

そういうわけで,残念なことに今日の中3の授業で叱るかもしれません。
3人ほど,あまりに字が悪いので。
字が悪いというのは,下手とか上手とかそういう基準ではありません。(念のため)



homb at 15:01│TrackBack(0)中学生 | 小学生

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