昨日は特進コース生7人を全員同じ時間に集めました。
目的は二つ。まずは発破をかけました。発破という言葉のイメージよりは厳しく伝わったと思いますが…。特進コース説明会をやってから2週間がたちましたが,行動に変化が見られないと私は判断していました。毎年感じていますが,本部校の子は指示に対する動きはいいが積極性が足りないのです。

「“特進コース”この名前が君たちを成長させるわけではないぞ!」

ほとんどの子にとって,私たち桐光教師の与える宿題にまじめに取り組み,度重なるチェックテストで結果を出し続けていくことは成長への十分な行動です。でも各中学の上位者が競う,特進生が戦っていく世界では,そんなことは最低限中の最低限です。本部校の中3生なら,Sクラスの子でもAクラスの子でも,どの子もちゃんとやれているわけですから。

いま自分ができないことをいかにできるようにしていくか?
そのために自分に何が足りていないか?
勉強する時間か?
勉強する環境の問題か?
ただ時間を浪費している作業のような勉強をしていないか?

久しぶりに自分でそのことを考える機会になったはず。
昨日の私の話を受けて,意識の向上があったかどうか,後日また個々にお話して確認するつもりはありません。それぞれの行動が変わればわかるからです。

二つ目の目的
期末テストに向けての英語の対策
きっとみんなできないだろうと思われるタイプの問題を含めて,期末テスト本番を想定した教材を用意していきました。案の定7人ともできなかった問題があったので,時間をとって解説しました。1つの問題に対して時間をとって解説するのは普段の授業では毎回できるわけではありません。そういいう部分を,個別授業や補習でやっていくわけですね。

厳しい話の後で難しい問題へのチャレンジ。
きっと大変だったと思いますが,よく集中していたし,みんなに必要な時間だったと思います。