桐光のイベントで作ったあるものを,お母さんにプレゼントした塾生のお話です。

トコ☆スタ(桐光の小学部)では年間で何回かいろいろ作るイベントをしています。
ほとんどが単に作るのを楽しむ,世界で一つしかないものにこだわるのを楽しんで,勉強以外の笑顔も増やしてもらうためにやっているのですが,この間,ある子が私にこう言ったのです。

「昨日,お母さんが泣きました。」
私「えどうした?何があったんだい?」
「あのね,この間作ったあれをあげたの。」
私「そっかぁ…それは良いことをしたな。」
「桐光は良い塾だって,桐光でよかったって,お母さんが言っていました。」
私「う~ん。そうかもしれないけど,一番お母さんが感動したのは,君が心をこめて作ったことに気づいたからだよ。」
「はい,ありがとうございます。」
私「お母さん,そんなに泣いちゃって,その後で車の運転は大丈夫だったのかな」
「しばらく車で泣いていました。」
私「先生まで泣けてくるよ…。」

こういう思い出を一緒に増やしていける仕事に感謝しています。
連休前,何人かの中学生そして親御さんと面談をしました。
今度はその面談をきっかけにして,成長した子の笑顔が見られるでしょう。