こんばんは。国語・社会担当の鈴木智久です。

本部校の月曜日は、個別授業DAY。毎週、国語・社会の個別授業の希望者が集います。

特に、国語の個別授業は、この時期より一層力が入ります。

学期中の授業では、定期テストが念頭にあるので、教科書にそった内容になりますが、3月~4月は、学校の進度にとらわれることがないので、個別授業でいわゆる「実力問題」をどんどん解くことができるからです。

通常授業でも、テキストの内容は「実力問題」です。でも、クラスの授業だと、記述問題を一人ひとり細かく見てあげることができない。多くの子がおかしているミスに焦点をあてて解説することになります。

しかし、記述問題の間違いは、それこそ十人十色。個別授業なら、その子その子に合った添削指導ができます。だからこそ、力が入ります。

ただ、個別授業には、「手取り足取り」教えるというイメージがあるかもしれません。子どもたちもそのイメージで個別授業にくると、ただひたすら「答えを先生に聞く」だけになりかねません。答えを聞くだけなら、解答を見ればいい。教師は必要ありません。

国語の記述問題も、白紙のままどうしても書けない子がいます。そうした子は、私が書いた正解を写しただけになりがちです。これでは、前記した「解答を写す」のと変わらない。

写しただけで勉強した気にさせないために、個別授業では、その解答をもとに質問をして、自分で考えるように促すことができます。

やはり、国語の力を伸ばすには、個別授業を有効に活用するのが効果的ですね。

これからも個別授業を希望がたくさんくることを期待しています。

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