春期講習の後,そのまま入塾することを決めて,私たち桐光の仲間になってくれた子が結構いました。
講習終盤にそのメンバーも交えて個別授業をやったりするのですが,やはり教師である私にとっても今までいなかったメンバーが加わるというのは新鮮で,新しい期待に胸が躍ります。
きっと桐光で頑張っていこうとしているその生徒も,そして彼らを後押ししてくださる親御さんも,今最も期待を持ってくれているはずです。
私がいつもこういう時に心がけているのは,“最初のテストで結果を出させてあげる”ということです。
人は,何かを目指し始めてすぐに結果を出せると,次にもっと大きな希望を持てます。

たまに「成績保証制度」をうたう塾があると聞きます。
これは“もし成果が出なかったらお金を返します”ということですよね。

もし成果が出なかったら?

これは,どう受け取ればいいのでしょう。
“成績保証を出来る。そんな塾すごいでしょ?”
という意味なのか,それとも,
「成績が上がらなかった時は返金します。まずは試してください」
ということなのでしょうか。

成果を出すのが我々塾で働く者の仕事です。
私はこの桐光学院で,成績を上げたいと願う子が桐光にかつて来てくれたとき,その子の成績が上がらなかったなんていう記憶がありません。

「成績保証制度」のある塾に通っていた子で,実際どのくらいの数の生徒に,その保証制度でお金が戻ってきたのか気になります。お金のことには私は無関心ですが,(成績保証制度があるその塾で)どのくらいの人数の成績を上げられなかったのかを知りたいところです。
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