こんにちは。
今の時代,中学生,また小学生までも,スマホの所持率がかなり高くなって
いるようです。
勉強にスマホは「百害あって一利なし」!
と,私も思っていましたが,今回の来年からの改定後の教科書では,教科
書内にQRコードが載っていて、英会話の音声リスニング情報にアクセスさせ
たりするなどスマホを使って聴くという形になってきています。
浜松市ではタブレット教材が導入されるという話もある中,スマホやタブレット
を勉強で使いこなすことが当然のように求められるような時代になってきたの
です。
今前にこのブログでも書いたように,来年からの教科書大改訂では,学校,塾
家庭で勉強への取り組みに「変化」が生じます。
今回の教科書の改定で注意しなければならないのは,英語など,指導内容,
教科書のコンテンツが増えても学校での授業時間は変わらない,という事実で
す。
教科書に出ている,しかし学校では教えないところ,が出てくる可能性と,学
校は指導カリキュラムをこなすために内容を端折ってくる可能性があります。
英語では「話す(聞く)」授業が増える分、「文法」などに割いてきた時間が減り
演習量が圧倒的に減ると思います。これは英語が定着しないことを意味します。
家で演習などをしっかり取り組めるお子さんと,まったくできないお子さんとの差
は今まで以上に広がっていくと思います。
桐光学院では以上のことを予測して,学校では結果的に不足してくる箇所,英
文法の演習などをフォローしていく必要性が(今現在も行っていますが)今まで
以上にやっていかなければと考えています。
塾などに行かない場合,生徒本人の努力,自分だけの勉強では追いつけない。
そんな状況に生徒たちが追い込まれるのは必然です。
だからこそ,われわれ,桐光の門をたたいてくれたお子さんには,安心感を与
えるととともに,成績アップのために必要なことをしっかり生徒に指導していかな
くてはなりません。
塾の役割はこれまで以上に重要なものになっていくと思います。