桐光本部校 ブログ

~校舎のことや時々教師個人についてつづる天衣無縫の日記~

今の中2は1年ぐらい前にクラス分けをして,そこから約1年間クラス変更など一切やらずにここまできました。既に塾生には伝えており,先ほど親御さんにもメールにてお伝えしましたが,この7月のタイミングでクラス再編をしようと思います。
これから夏休みをはさんで2学期に入っていきます。
夏休みは今までの総復習をする上で大事な,そして貴重な期間ですし,中2の2学期に習う内容は,高校入試でも最重要ともいえる単元を学ぶことで知られていますね。

今まで所属してきたクラスが,生徒一人一人その子に合っていたのかどうかを考えなければ,結局のところその子のためにならないということになります。だから一番大事な時期を,みんな一人一人に合ったクラスで学んでほしいと思います。クラス変更になる子については,必要に応じて面談をしてしっかり話をしていきます。すべては,今よりもっと満足いく結果を得てもらうために!

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私たち教師と生徒はいつも正対しています。
黒板の前に立つ教師と,黒板または教師を注視する生徒とは,常に向かい合っているということですね。
だから教師には生徒が,生徒には教師がよく見えています。
先日どのくらい前のブログだったか忘れましたが,授業中教師も生徒もただ見ているのではダメ。という内容を書きました。
学校の先生にも塾の講師にも“生徒の方を向いて授業をしている”という共通点がありますが,教師によって,実際“見方”には違いがあります。

生徒の方をあまり向いていない(主に黒板や横を向いている)教師
ただ生徒の方向を向いているだけの教師
クセが強くて,ある特定の場所(生徒)ばかり集中して見てしまう教師
常に前後左右まんべんなく視線を動かしている教師
視線を動かしながら一人一人に目を合わせていく教師
全体を見ながらも,気になる生徒からは注意を外さない教師

私は昨日,あるテーマを持って授業に臨みました。それは“一人一人の目をよく見てみよう”ということです。
人は普段何気なく歩いていたり,意識せず一日を過ごしていると,新しい発見に出会う可能性が低いものです。でも何かを意識するとそこから発見が生まれます。
無意識に意識して起きる“新しい発見”の最たるものとしては,車を新しく買った後などは特に,自分の行動範囲の街で走る同じ車種の車がやたらと目に付くようになる。「自分と同じ車って、結構走っているな」と気づくようになるといったことでしょうか。

とにかく昨日はよ~く目を見ました。
子どもそれぞれ思うところや性格も違いますし,感情が面に出ずらい子もいますが,昨日一日を通して感じた一番印象的な感想としては「みんな私が普段思っている以上に“真剣”なんだな。頑張ってやっているな。」ということです。そう感じました。
小学生・中1・中2・中3全ての学年の塾生が昨日は校舎にいましたが,どの学年の子の眼差しもあまり差がありません。人が真剣に取り組む時に生み出す美しさを感じました。

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夏のわくわく実験をやります!
今回は小6を対象にしています。
いつも桐光に通ってくれている子はもちろん,
いつも仲良く遊んでいるお友達も参加できます。
もちろん夏期講習に参加を決めてくれている子もどうぞ!
本部校の実施日は運良く祝日!
学校が無いし,他の習い事も休みかもしれませんね。
みんなで楽しく学びましょう!
理科実験ポスター -001

今年の中3夏期講習の中で“Day合宿”というものがあります。
チラシを見て講習を申し込んでくれた子は,もちろん中身をしっかりチェックして桐光の講習に申し込んでくれているのでこのことを知っているのですが,意外と塾生がよく知らないということがありました。この会話は先日の天竜校中3の授業でのものです。
私「夏期講習でDay合宿があるの,知っているよね?」
★「えっと,なんとなく…」
私「40分で集中が切れかける君たちを,どうやって8時間頑張らせるか,今いろいろ考えていることろだよ」
★「8時間??」
私「そうだよ8時間だよ。」
★「無理そう…」
私「あ,桐光の教室でマイナス発言していいんだっけ?」
★「すみません。でも…8時間ですよ(笑)」
私「今年のDay合宿は先生がプランを立てる担当だから,いまいろいろと計画しているところ。この8時間を出来るだけ充実した時間にして,少し楽しく,でもやっぱり苦しみながらも成長出来るようにね♪」

★「楽しく苦しむことって出来るんですか(笑)」

8月20日(日曜) 朝9時スタート
違う中学だけど,同じ部活だから顔なじみという子たちもいるでしょう。
今日の敵は明日の友という言葉もあります。
夏の勉強を共に頑張る戦友として,この日に再会できるかもしれません。
桐光全校舎の中3が全員一堂に会するこの日を,私も楽しみにしています。
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凡ミスは,もはやミスじゃない!
というようなことを先日のブログで書きました。
ここのところ面談や個別授業などで“期末テストの(生徒の)答案用紙”を直接確認しているのですが,我々教師からすると“ありえない失点”をしていることがわかる時もあります。うっかりミスとかそういうレベルではありません。でもそういう失点を教え子が実際にしていることを知るのが,私の指導の新たな一歩目です。私も塾生も,共に現状を知ってから行動を変えない限り,明日の上達は見込めません。
私が尊敬している,メタボリックで白いひげの似合う,ある先生が言っていた言葉を思い出します。
“下手くその,上級者への道のりは,己が下手さを知りて一歩目”
テストを見せてくれたみなさん,ありがとう!
これからも,それぞれの山の頂(目標)に向かって歩みを止めないように。
それが大事。
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中3生から漢検3級の申し込みが増えてきています。
そこで受検する予定の子には注意してもらいたいtことがあります。
毎年ある珍現象が起きるからです。
私がこのようにブログに塾生向けにおすすめ問題集を紹介すると,次の日ぐらいには近隣の書店からその問題集がなくなってしまいます。桐光生が同じ本屋さんに買いに走るからでしょうか?去年も「4つの本屋さんをはしごしてようやく買えました」とか「念のため2冊買っておいたという~さんに譲ってもらいました」ということが実際に起きたのです。
でもこれはたぶん,私のブログの影響力がすさまじい!というわけではなく,検定を受けようと思っている子はだいたい同じタイミングで買おうとするからだと思われます。だから今年は少し早めにお知らせしておきます。漢検を受けることは決めているという子は,早めに購入を検討しましょう。もちろん桐光でも模擬試験やら問題集やらどしどし(無料で)サポートして合格を目指しますが,やはり市販の問題集も必要になります。
購入する際の判断の一助にしていただければと思います。
今年のおすすめはこの2冊!
でも買うにしても,まずはどちらか1冊でいいでしょう。
1冊を何度も繰り返しやる。
買った1冊をひたすら極めるのが合格のコツです。
買ったはいいけど真っ白で,結局弟や妹にあげるという。いつもこういうパターンになりがちな子は心配の極みです。
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明日(6/26[月曜])は中3特進の課題テストです。
特進コースは浜松南高校以上の偏差値の高校に本気で合格した子だけが加入を許されるコースです。
でもただ特進コースに所属すれば学力が上がる。
そんな魔法をかけられるわけではありません。
特進コースの応用力を必要とする難問を毎週のように解くことが出来るというメリットがありますが,それだとて,ただ解いて丸バツが付けられて反省して,それだけでは応用力アップという観点から言えば足りないかもしれません。正解にたどりつけなかった。あるいは書くことすら出来なかった問題を本気で復習をして,その自分が間違えてしまった問題でさえ,今後それに似た問題が目の前に立ちはだかっても,絶対に正解できるという状態に仕上げておかなければいけません。ちゃんとその行動をとれているか?全て完ぺきに復習したかどうか?そのチェックをします。
私たち桐光の特長と申しますか強みのひとつは,これは特進に限らずどの学年についても言えますが,宿題でもなんでも,桐光生に与えたものは,必ず教師が確認するところまで責任を持つということです。塾生がやってもやらなくてもチェックしないし指摘もしないという学習塾はたくさんありますが,私たちはそれでは納得いきません。教え子がどんなことでつまずいているか,正しく理解できているかということを知りたくて仕方がありませんから。
明日のテスト,特進のみんながどれほど本気なのかを知るには良い機会です。
期待していますよ!


中3特進 理科課題テスト
6/26(月)午後7時40分~8時50分

はじめまして。

…とは言うものの、正確に言えば、ここ数カ月の桐光のブログにはたびたび写真で登場しております、記代(のりよ)です。
最近まで携帯電話(ガラケーと呼ばれているものです)しか持っていなかったとか、
今回も、人生で初めてブログを書いたとか、
何かと実年齢を疑われるような時代遅れっぷりではありますが、
桐光の中では若さと声の高さは誰にも負けておりません。
これからも若さをパワーの源として教壇に立っていきます。
改めてよろしくお願いいたします。

さて、昨日は中学1年生の英語の個別授業があり、期末テストの振り返りを行いました。
本部校の1年生にとっては、今回が初めての期末テストだったので、感想を聞いてみることにしました。

私   「期末テスト、自分の予想していた点数よりもできた人~?」
生徒  「……」(友達のほうをきょろきょろ見ながら、手を挙げることを渋っていました。)
私   「じゃあ、あんまり聞きたくはないけれど、予想していたよりもできなかったなぁ、と思う人~?」
生徒  (苦笑いしながら)「はーい。」

どうやら昨日個別に来た子たちは、初めてのテストに苦戦した人が多かったようです。

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どんな教科でもそうかもしれませんが、英語はとにかく継続して勉強することで力がつきます。
ほとんどの人にとって母国語ではないのだから、難しいのは当たり前です。
でも、その中でテストの点数をとれている人がいるのも事実です。
得意ではないから桐光に来て個別授業を受けてみる、これは力をつける第一歩です。
部活動がきつくてもがんばって勉強しに来ている人たちは、
きっと他の子たちよりもできるようになっていくでしょう。

そして次こそは…
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「予想よりもできた?」の質問に、上の写真くらい手が挙がってほしいなと思います。
テストで点数を取るのはもちろん生徒の皆さんですが、
私たち教師も「どうしたらみんなが点数とれるようになるのだろう?」と日々考えて仕事をしています。
生徒の皆さん、一緒に頑張っていきましょう!


中3生に“学調テキスト”を配布しました。
ついにこの時期になりましたね。
やはりみんな.これからそれなりに覚悟が必要になることに覚悟を決めているようでした。上にお兄さんやお姉さんがいて桐光の卒業生だという子は,このテキストのこともよく知っているので,驚くこともなく受け止めていた様子。期末テストの結果が出て,ショックを受けている子も何人かいる中,このテキストを配りました。

私「(期末テストの)結果が悪くてショックを受けたかもしれない。でもショックを受けている様子を人に見せたり,そうすることで反省したように自覚するのは今日で最後にしてくれ。今から,今晩から行動が変わらない者は,これから何度でもショックを受け続ける。変えるべきは気持ちだけでなく行動。部活があっても無くても行動を増やそう。まず自分の心の中にある弱気な自分に勝とう!」

こんなに早い段階で夏休みに向けた課題を本気で取り組ませていく塾は他に学区内には無いでしょう。本気になった受験生たちの熱気とやる気で,これから,本部校の中がより一層盛り上がっていくでしょう!本当に楽しみです。
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“凡ミス”
この言葉をよく聞きます。
「先生,(テストで)すごい変なミスばかりしちゃって…」
「凡ミスが無ければあと10点は上がります」

本当によく聞きます。でも,これは悲しき言い訳ですね。教師として,桐光生にこんな言い訳をさせないように指導しなければと,あらためて痛感させられます。

どんな子にもミスが出ることは私たち教師も想定しているので,テスト前の2週間だけでなく,普段から何度も注意してきています。
じつは昨日のあるクラスの授業で一人の塾生を叱りました。
学力や理解度,宿題とは関係ありません。
授業中の姿勢の部分です。
私は一度や二度注意して直らなくても,強く叱ることはしません。昨日の子は短時間に4回同じ注意を受けました。言われた時だけ直して,叱られそうな人の目が届かなくなったらまたいつも通り。そんなことを繰り返していたら成長がありません。注意を受けたら,二度と同じ注意を受けないようにする。一度間違えたら,二度と同じ過ちを繰り返さないようにしていくことが成長です。しかるに“テストの凡ミス”もそうです。普段からミスをなくそうという気持ちで取り組んでいる子は,ミスが減ってきます。さらにその良い姿勢で取り組んでいると,ミスがなくなります。その状態でテストを迎えるのでミスがほとんど無い答案になるのです。
凡ミスをして苦笑いしているうちは,まだまだ成長する準備が整っていないのかもしれません。

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